イタすぎるセレブ達

writer : tinsight-yokote2

【イタすぎるセレブ達】故ホイットニー・ヒューストンの遺言状。「すべてを我が子に」で大丈夫?

2月11日に急逝したR&B界の歌姫ホイットニー・ヒューストン(享年48)について、遺言状が作成されていたことが分かった。遺産の分配について、そこには意外な条件が記されていたのである。

ホイットニーはボビー・ブラウンと結婚し、ボビ・クリスティーナを出産する寸前の1993年2月に最初の遺言状を作成。そして2000年4月、彼女はシェルドン・プラット弁護士の指導の下でそこに手を加えている。ニュースサイト『insideedition.com』は7日、どうやら後者が最新版であると見て、そのドキュメントを入手し公開した。

管財人はプラット弁護士と義理の姉ドナ・ヒューストンさんとなっている、その遺言状の改訂版。すでに12年ほど経過しており、この所かなり貧相な財政事情が伝えられていたため、ホイットニーが死亡時点でどれほどの資産を誇っていたかは不明。そのドキュメントには“all my debts(債務)”の文字もある。

不動産、車、家具、ジュエリーその他の資産について、ホイットニーは実の父母やきょうだいの名を列挙して公平な分与をと訴えているが、それは“私の死亡時に、もしもわが子が生存していなければ”という条件つき。その遺言状に効力が認められれば彼女の財産や権利は、正も負もすべて“わが子”に託されることになる。

その“わが子”について。先にもお伝えしていたが、彼女には19歳のボビの他に養子としてニコラス・ゴードンさんを迎えており、その親子関係は大変円満、むしろ彼がホイットニーの心の支えになることも多かったと言われている。ボビとも仲良しである現在22歳のニコラスさんだが、いざ遺産相続という話になれば、彼にスムーズに分与されるものか心配な点も多い。

ボビへの分与については、彼女が21歳になるまでは信託財産の形をとり、21歳、25歳、30歳という3段階で遺産を受け取ることになるようだ。何に使おうとそれは本人の自由だが、ドラッグに大枚を叩いた母の生き様だけは真似して欲しくないものである。遺言状の詳細をご覧になりたい方は、以下のPDFファイルでどうぞ。
http://www.insideedition.com/lib/pdf/7791/Whitney’s%20Will.pdf
(TechinsightJapan編集部 Joy横手)