イタすぎるセレブ達

writer : tinsight-yokote2

【イタすぎるセレブ達・番外編】故ホイットニー・ヒューストンに22歳の養子、最も涙したのは彼だった。

11日に48歳で急逝した歌姫ホイットニー・ヒューストンの遺族については、一人娘であるボビ・クリスティーナ・ブラウン(18)の薬物依存が物議を醸してしまっている。だがその陰で、真の涙を流すもう一人の子が実在していたようだ。

歌手を目指しているとも伝えられていたボビは、14歳で飲酒・喫煙写真が出回り、昨年にはコカイン吸引写真まで。母ホイットニーの葬儀の直後にこっそりと吸っていたとして、大人たちはリハビリ施設入所も視野に頭を抱えている。

ここ数年、すっかりトラブルメーカーとなっていた娘ボビに手を焼いていたホイットニーだが、彼女には一緒にいるとふと心が休まる、大切な若者が一人いたことが分かった。養子として迎えていた22歳のニコラス・ゴードンさんで、ホイットニーの葬儀では棺を担いだ一人。葬儀を済ませた現在は、母が所有するジョージア州アトランタの家に、妹のボビと滞在しているようだ。

ニコラスさんに親しい人物は芸能情報サイト『Hollywoodlife.com』の取材に、「彼は大変なショックと闘っています。ホイットニーとは本当に仲が良かったから、まだその死を受け止められないと語るばかりです」などと伝えている。

だが少しは落ち着いたのであろう。ニコラスさんはこのほど、“常に自分を支えてくれる素晴らしいファンに恵まれた母。皆さん本当にありがとうございました。母の名は伝説となり、永遠に皆さんの心の中に生き続けるでしょう”とツイートしている。

実子である妹ボビ、母の人生を墜落させた元夫ボビー・ブラウンには任せておけない、誰かがきちんと世間に謝意を表さなければならないと思ったのかもしれない。ホイットニーに大変可愛がられたというが、決して矢面に立つことはなかったニコラスさん。ボビやブラウンは、彼の苦しみに等しいほどホイットニーの死を悼んでいるのであろうか。
(TechinsightJapan編集部 Joy横手)