エンタがビタミン

writer : miyabi

【エンタがビタミン♪】「ももクロの楽屋はディズニーランド! 」珍しく南キャン・山里、褒められる。

生放送でお笑い芸人の山里亮太(南海キャンディーズ)の返しが見事なたとえだったので、他の出演者から大絶賛される珍事が起きた。“珍事”というのは失礼か。彼の“頭の回転の良さ”は知られており、生放送でそれが証明される形になったようだ。

3月25日放送の『サンデージャポン』にゲスト出演した山里亮太(34)。相変わらず「気持ち悪い」、「ブサイク」とことある毎に周りから言われ、それに負けじと応酬する山里はいつもお馴染みのパターンである。そんな山里は“アイドル好き”の話題で、またもや周りから責められていた。

「本当はAKBとももクロ、どっちが好きなの?」この問いに、山里は絶対に答えない。しかし最近はももいろクローバーZにも世間の注目が集まってきているためか、彼女らの芸能人ファンの代表としてメディアに出演することが多くなっているようだ。

この日の『サンデージャポン』では、ももクロが山里に困っていることを答えていた。「ライブが終わると山里さんが、楽屋に手紙とかを持ってきてくれるのは嬉しいですけど。」とメンバーの高城れに。だが、楽屋からなかなか帰らないという山里に対し、「着替えづらくて困っている。」と苦言を呈した。

このVTRを見ていた山里は「迷惑なのは分かっています。でもみんなだってディズニーランドに行って、“すぐ帰れ!”って言われたって無理でしょう?」と反論する。ディズニーランドは夢と魔法の国、山里にとって“ももクロの楽屋”はそれと同じと主張するのだ。この“ディズニーランド”のたとえは分かりやすくて、お見事である。彼の横に座っていたテリー伊藤も、いつも山里には冷たい西川史子も大絶賛であった。

しかし、次に吉田美和(DREAMS COME TRUE)の結婚の話題になった時、山里はある自分のエピソードを話し出した。「未来予想図II」の歌詞を真似て、昔バイクで彼女の前でブレーキランプを5回点滅させようとして事故になった―と誇らしげに語ったのだ。すると、「ウソだろ!」、「また作り話して。」とスタジオ内から非難轟々、気の毒な状態になってしまった。

記者は山里が以前、曲者だらけの熟女トーク番組で絶妙な司会進行を行っていて感心したことがある。ナイーブな面と攻撃的な面を併せ持った、なかなかの切れ者ではないだろうか。だが山里は何かあれば「気持ち悪い」で片付けられるのが、本当に残念で可哀想である。
(TechinsightJapan編集部 みやび)