アイドルグループSDN48の芹那が『笑っていいとも!』に出演し、コーナー企画でファーストキスの年齢を明かした。司会のタモリが当然そのシチュエーションを追及したのだが、彼女は恥ずかしがることもなく語り始めたのだ。
3月31日に卒業コンサートが開かれるSDN48メンバーの芹那が、3月30日の『笑っていいとも!』に出演した。SDNの卒業については触れられなかったが、彼女の気持ちとしても一抹の寂しさがあったはずだ。
この日のコーナー“カウントダウン・スージー!”では芹那の他に沢村一樹、石田純一も参加してアンケート質問に答えていった。
その中で「ファーストキスの年齢は?」の質問に芹那が「14歳」と答えた為、「リアルだね~」とレギュラー陣が驚いたのだ。若手の女性ゲストの場合、この質問には「3歳」などの子どもの頃の体験を答えてはぐらかす場合が多い。
芹那は「(キスを)3歳や4歳でしてなかったので、ホントにリアルな体験です」と続けた。すると司会のタモリよりも先に、劇団ひとりが「どこで? どんなシチュエーションで?」と興奮気味に追及したのだ。タモリも「司会は俺なんだから」と呆れたが、やはり芹那に同様の質問を投げかけたのである。それに対して彼女は、「テレビを見ていてチューみたいなっ」と躊躇すること無く答えた。彼女は当時、中学2年生で1つ上の先輩の自宅で音楽番組のビデオを見ていたという。
生々しい状況を聞かされて、タモリ達も「テレビを見ていて突然キスされたの?」と身を乗り出して芹那の話を待った。「何の脈絡も無かったので、たぶん先輩はチャンスを狙っていたんだと思う」と芹那も期待に応えると、さらに「どんな感じだった?」とタモリが食い下がるが、さすがにADから指示があり「“次に行け”ということですね…」と話題を打ち切られた。
ところが、芹那がそこまで語ってしまい、次に控える石田純一や沢村一樹も負けてはいられなかったのだろう。さらに内容はエスカレートしていったのである。
石田の場合は、16歳で高校1年生の時に行われた早めの修学旅行で東海道本線の列車に乗っていた時だった。相手は「同級生の“まあ”かわいい女子だった」そうだ。列車の連結部分で2人は揺られながら、石田がホロに腕をかけつつ初キスしたという。
これには鉄道マニアのタモリが興奮してしまい、列車に揺られながらキスをするシーンを得意の“ものまね”で再現すると、ベッキーから「落ち着いてください」と制止されたほどだ。
また、沢村一樹の場合は、初キスが「19歳」と答えてエロ男爵と呼ばれる割には遅いと周囲も意外そうにしていた。しかし、彼の場合はバイト先で8歳年上の女性と体験したという妖しい内容になってくるのだ。沢村が「僕の“チェリー”をなんとかしてくれないかと周囲に頼んでいたので」といきさつを明かし、話はキスを飛び越えそうな状況になったのである。
彼が「相手の女性が『まあそんなにあわてなさんな』とキスしてくれた」と続けると、タモリも「キスどまりだったの?」と突っ込んだ。「大丈夫ですかね…」と沢村が先を話そうとすると、そこでブザーが鳴り強制終了されてしまった。
こうしてお昼の番組とは思えぬ赤裸々なファーストキスの体験談が続いたが、これもアイドルの芹那が盛り上げたことで火がついたのだ。臆することなく初キスを語った彼女の姿は、翌日にSDN48の卒業を控えた寂しさを振り払うかのようにも感じられたのである。
(TechinsightJapan編集部 真紀和泉)