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writer : maki

【エンタがビタミン♪】「“不倫発言”良かった」。石田純一が“最大のモテ期から転落”まで激動の半生を語る。

俳優の石田純一(58)が、テレビ番組で中学生時代からトレンディドラマで活躍するまでの“モテ期”や「不倫は文化」発言で人気が急降下した半生を裏話をまじえて語った。中でも、彼が救われたという美輪明宏からの言葉は興味深いものがある。

石田純一の妻、プロゴルファーの東尾理子が先日3月2日に妊娠を報告しておめでたいニュースが報道された。トレンディドラマの人気俳優として活躍した時期のあった石田だが、女性関係での話題も多く「不倫は文化」と口をすべらせてからは人気が低迷した頃もあったのだ。2009年に東尾理子と結婚した彼にとって今回のおめでたは何より嬉しいだろう。

2月26日に放送された福岡のテレビ番組『ナイトシャッフル』(FBS)に出演した石田が、その半生を振り返り貴重なエピソードを語った。

石田は人生で最大のモテ期が2度あったという。中学生時代には「スポーツが出来て、ケンカが強い」と当時の“モテる男”の条件を備えた彼は、女子の憧れだったのだ。毎日の下校時には校門に30人以上の女子学生が彼を“出待ち”していたほどの人気だった。

しかし、進学時期になるとケンカで何度も問題を起こして内申書の内容が悪く、彼を受け入れる高校が無かったのだ。そんな時に都立青山高等学校の2次募集の情報を知り、奇跡的に入学できたのである。石田は「これで中学浪人せずにすんだ!」と当時は本当にホッとしたことを明かす。

2度目のモテ期は、W浅野(浅野温子・浅野ゆう子)の主演でヒットしたドラマ『抱きしめたい!』に出演してブレイクした時期である。実はこの時、石田は「代役の代役だった」と言うのだ。当初はやはりドラマでブレイクしたロック歌手の陣内孝則が出演する予定だったが、彼が他のドラマに出た為にかなわなかったのだ。

さらに別の人気俳優が予定されたがそれも交渉が成立せず、3番目に声がかかったのが石田純一だったのだから、世の中は何が幸いするか分からないものである。

石田はそうしたいきさつで人気俳優の仲間入りを果たしたのだが、同時に女性関係も派手でプレイボーイとしても有名となったのだ。そんな彼が不倫交際について「文化や芸術が、不倫から生まれることもある」と語ったことで、“不倫は文化”発言と報道され、世間から批判を受けてしまう。「あの時は本当に“総スカン”で仕事が一切こなくなった」と、彼は当時の辛さを振り返る。

しかし、彼はその後も地道にバラエティ番組に出演を続け、“素足で靴を履く”スタイルを石田純一流と言われるほど定着させて次第に人気を取り戻してきたのだ。

石田純一は“不倫は文化”発言について、以前に美輪明宏から「あなたはあれを言った方が良かった。言ってなければやがて“賞味期間切れ”になったはず」と話してくれたことに救われたと感慨深げに語った。

そうやって現在に至り、夫婦となった東尾理子の妊娠について、石田は電話で報告を受けると声をあげて大喜びしたと報道されている。「家事を手伝い、仕事にも頑張りたい」と意欲を見せる彼だけに、今後もますます活躍してくれるだろう。どうやら次のモテ期は妻と子どもによるモノとなりそうだ。
(TechinsightJapan編集部 真紀和泉)