エンタがビタミン

writer : maki

【エンタがビタミン♪】「さっしーも頑張って」。“いいとも”卒業する秋元才加が最後につくった見せ場。

AKB48の秋元才加が、3月30日の放送で『笑っていいとも!』を卒業した。同番組に最後のレギュラー出演とあって、秋元のテンションも高くいつも以上に目立っていたようだ。エンディングのあいさつは、今週卒業したメンバーの中でも最長の時間だった。

秋元才加は、2010年10月4日からAKBメンバーとして初めて『笑っていいとも!』のレギュラーに抜擢された。月曜、水曜、金曜と担当曜日が変わりながらおよそ1年半、番組を盛り上げたのだ。

レギュラーになってからすぐに、男性とのスキャンダルが報じられ話題となった。番組では2011年のAKB総選挙前にアルタの大スクリーンから選挙演説をして街行く人々を驚かせたこともある。レディー・ガガに扮して美しく割れた腹筋にへそピアスという過激な姿を披露。ガガばりにまぶたに目を描いて楽しませてくれたりもした。

秋元才加がAKBを何人スタジオに呼べるか?』にチャレンジして、映画の宣伝で前田敦子一人だけが姿を見せたことも懐かしい思い出だ。ちなみに秋元は「リベンジさせてください」と宣言したが、未だ実現していない。

卒業を迎えるこの日は、AKBの姉妹グループSDN48の芹那が“カウントダウン・スージー!”のコーナーにゲスト出演した。できるだけ該当数を抑えたい狙いで秋元が「似ているといわれた有名人の数は?」と質問したところ、芹那は「4人」と回答。「芹那は誰にも似てないよ!」と秋元が反論したのだ。

芹那が「私は女の人にではなく、嵐の松本潤さんや生田斗真さんとかに似てるとか言われる」と続けると、さらに秋元がヒートアップして「似てないよ! 似てない似てない!」と完全否定したのである。もっともこの時の芹那には会場の女性陣からもブーイングが沸き起こり、生田斗真の弟の竜聖アナも戸惑っていたのだが。

相手がAKB関連グループの芹那ということもあり、秋元も最後に気合いの入ったトークが出せて良かったのではないだろうか。

エンディングとなりタモリから呼ばれると、彼女は「秋元。ここにいます」と前に出て卒業を告げられ花束が贈られた。

彼女は「ありがとうございました。これからも頑張ります」とあいさつすると、「すごく勉強させていただきました。社交的になりました」と1年半が有意義だったことを語ったのだ。タモリが「社交的じゃなかったの?」と意外そうにすると、秋元は「もともとちょっと人見知りだったんですよ」と答え、「さっしーにも頑張ってもらいたいです」と“いいとも”レギュラーを継続するAKBの指原莉乃へエールを送っていた。

指原も本来は“へたれキャラ”を売りにしていたほどだが、同番組のレギュラーとなってトークの返しやギャグの出し方など格段に上達した感がある。秋元の“人見知り克服”といい、この番組はアイドルを成長させるようだ。

秋元はこの日の本番前に30秒ほど流れる“いいとも”の生宣伝で、「好きな数字は?」の質問に“17”と答えていた。「総選挙の順位だから」という理由である。

今年も『AKB48第4回選抜総選挙』が6月6日に開催されることが発表された。昨年の総選挙以降、様々な活躍をした秋元才加が次に好きになる数字は“17”より小さくなることを期待したい。
(TechinsightJapan編集部 真紀和泉)