writer : maki

【どっちが勝ち組でショー】渡辺直美 VS 春香クリスティーン。「片付けられない女」対決。

お笑い芸人の渡辺直美とタレントの春香クリスティーン。ジャンルが違う彼女達に共通するのが、「片付けられない女」と呼ばれる暮らしぶりだ。現在の芸能界で部屋が片付いていない“ゴミ屋敷”の住人といえば、この2人の名前が挙がるのではないだろうか。彼女達をあまりご存知無い方の為にも、その部屋の状態を再確認してみよう。

渡辺直美は昨年、家賃33万円のマンションに引っ越しているが、以前、彼女が引っ越す前に住んでいた部屋の写真を公開したところ、ベッドの上にモノが積み上げられてベッドが見えない状態だった。この写真に対してファンからも「酷すぎる」との反響が大きく、渡辺はこの時から本当に「片付けられない女」として認識されたのである。

渡辺が当時のバラエティ番組で明かしたところでは、「ゴミをゴミ箱に投げても、入らなければそのままにしておく」という性格らしい。さらにゴミ箱の周りにゴミが溜まりだしてもそのままで、やがてゴミの山ができるという順序で部屋が散らかっていく。彼女もあまりにゴミが溜まったので、業者に頼んで片付けてもらったところ「14万円かかった」というから相当な量だったようだ。

彼女が前述のマンションに越してから数か月後となる11月に自宅の様子を公開したが、そこはリビングの床が埋まるほど散らかっており、すでに“ゴミ屋敷”となりつつあった。そのままのペースで進んでいれば、現在は以前の部屋のような状態となっている可能性は十分に考えられる。

だが、その渡辺に迫る“ゴミ屋敷”の住人だと分かったのが、美人タレントの春香クリスティーンだったのである。

彼女の場合は『爆笑 大日本アカン警察』の“アカン飯”の取材で春香の自宅を訪れたスタッフが、その散らかり様に驚き、本題の“アカン飯”の影が薄れたほどだ。

状況的には、床からベッドの上までモノが雑然と置かれており足の踏み場が無い状態で、渡辺の引越し前の部屋と同じレベルかそれ以上と言えるものだった。

だが、春香の「片付けられない女」度の高さを知らされたのは、その後に同番組からAKB48の秋元才加が訪れた時だった。

秋元が春香の部屋を片付けようとすると、ゴミの中から虫が出てくるほど。しかし、秋元はめげずに持ち前の男前気質でスタッフと共に次々と片付けて、大量のゴミ袋に廃棄するモノを詰め込んだのだ。春香の部屋もすっかり片付き、普通に床も出現したのである。

ところが、後にスタッフが春香を訪問したところ、彼女はそのゴミ袋を捨てずに再びバラしては散らかしていたのだ。そのビデオを見て、秋元が「いい加減にしろ!」とキレたのも当然だろう。

その後、しばらくして3月10日に放送された『メレンゲの気持ち』でその春香の自宅を公開した時には、風呂場に秋元が片付けた時のモノと思われるゴミ袋が詰め込まれていた。風呂とトイレはゴミ袋で埋まっていたが、その代わりに、床が一部分見えていたのには驚いた。彼女なりに考えて床は出ていた方が良いと判断したのだろう。少しは片付ける意欲があるようだ。

渡辺直美の場合はお笑い芸人というキャラクターもあり、“ゴミ屋敷”はネタにも使えるだろう。一方で春香クリスティーンは美人ハーフタレントのイメージとギャップが大きすぎるのではないか。その意味では春香の方が「片付けられない女」として印象が強いと思われる。今回は春香クリスティーンに“インパクト賞”を贈りたい。
(TechinsightJapan編集部 真紀和泉)