KinKi Kidsの堂本剛(32)が仕事に対する姿勢や、自分が家庭を持つことの不安について赤裸々に語った。この彼の真摯で誠実な生き方を、同じ事務所の大先輩である近藤真彦が「真面目すぎる」と心配しているという。
3月4日放送の『中井正広のブラックバラエティ』(日本テレビ系)内で、家庭を持つことの不安を口にした堂本剛。自分の妻や子どもは否応無しに世間から好奇の目にさらされ、知らないところで家族に迷惑を掛けるだろう。夫として父親として危険から家族を守ってあげたいが、東京で忙しい仕事をしながらの毎日ではそれも難しいのではないか―と彼は考えているようだ。
「できれば子どもは、故郷の奈良で育てたい。その為にも自分は一度仕事を辞めて、家庭の基盤を作りたいんです。」デキ婚が当たり前のようになっている昨今、堂本は独身の男性としては珍しいくらい、しっかりとした“家庭像”を思い描いているのだ。
その堂本に「お前ちょっと考え方、変えた方が良い。」こうアドバイスを与えたのが、ジャニーズ事務所の大先輩で自身も家庭を持つ近藤真彦だった。堂本は常にファンの前では濁った気持ちを持たず、どんな仕事でも手を抜かずに一生懸命にやることを自分に課し、それが出来なくなった時は仕事を辞める覚悟があるという。その姿勢は確かに素晴らしい。しかし全てを引き受けて全力投球では身体や精神が壊れてしまうだろう。
近藤からは「芸能界で、皆様の役に立てることもあるんだから。好きなことをお前なりに、頑張れば良いんだよ。」とアドバイスされたそうだ。可愛がっている後輩を間近で見ていて、心配になった先輩の温かい言葉であろう。
ちなみにこの日も堂本の話を茶化したり、笑いにもっていこうとするMCの中居正広。だが堂本から「中居さんは昔から神経質ですから。本当は、(挨拶とか礼儀など)細かいことを全部気にしている。」と暴露されてしまった。この日、中居は番組に“焼肉弁当”を差し入れしていたという。「さすがリーダー!」と周りが彼を褒めれば褒めるほど、天の邪鬼な態度を見せる中居であった。
真面目すぎる堂本剛、周りへの気遣いを忘れない中居正広、そして後輩を見守る近藤真彦。彼らの見えない努力と心遣いが、生き馬の目を抜くと言われる芸能界の第一線で活躍し続けられる秘訣の一つであることは間違いない。
(TechinsightJapan編集部 みやび)