女優デミ・ムーア(49)というれっきとした妻がいながら若い女性と浮気を繰り返していたのが、俳優アシュトン・カッチャー(34)である。正妻を裏切り続けた行為はとても褒められたものではないが、人間的な魅力も確かにある男なのだろう。「もうアシュトンの顔も見たくない!」などと言っても不思議ではない“ある女性”が、今もなおアシュトンとの良い関係を保っている。
つい先日ハリウッドでコンサートを行ったのは、デミ・ムーアの長女で女優のルーマー・ウィリス(23)であった。女優としての活躍は母のそれに匹敵するものではないが、実はなかなか多才なルーマーは数年前から音楽活動も少しずつ行っている。19歳のときにはハリウッドルーズベルトホテルでミッシー・エリオットのカバー歌を披露。オーディエンスの反応はまずまずだったというがルーマー本人は本当に歌が好きらしく、かつて米『People』誌に対して「歌は子供の頃からずっと歌っているのよ。」とも語っている。今回のコンサートでは4曲熱唱したルーマーだが、オーディエンスの評価も抜群に良かったらしい。
さて、そんなルーマーのコンサートにやってきたのは、散々浮気をしてルーマーの実母デミを泣かせた男、アシュトン・カッチャーであった。デミとの結婚生活は破綻してしまったが、デミよりも自分と年の近い“ステップドーター”のルーマーとは気が合うのだろう。今なお2人の関係はすこぶる良好のようだ。アシュトンはコンサート会場に友人を伴って訪れたというが、会場では携帯電話で写真を撮るなどして上機嫌だったらしい。また会場から立ち去る前にはルーマーとハグをかわしていたという報道もあるが、もちろん会場にデミの姿は無かったそうだ。
「アシュトンは、(ルーマーを見て)とても誇らしい様子でした。」
「アシュトンは終始笑顔でしたよ。時には歌を口ずさんだりもしていました。」
目撃者らはコンサート会場でのアシュトンの様子をそう語っている。
だがやはり気になるのは、母デミの心情である。「この私を裏切った男といまだに連絡をとりあうなんて、どういうこと?」などと思っていても、なんら不思議はあるまい。またルーマーの実父ブルース・ウィリス(56)も、元妻デミを苦しめた男が今なお愛娘と親しくしていることに複雑な思いを抱いているのではなかろうか。
ちなみに気になるデミ最新情報であるが、一部報道ではすでにリハビリ施設を出て、その後カリブでのバケーションを経て日曜日には帰宅したのだという。やはり今一番見たいのはデミの元気な姿である。ルーマーを含む子供たちも、そして頼りになる元夫ブルースも、きっとデミの立ち直りに大きく貢献してくれることだう。
(TechinsightJapan編集部 ケイ小原)