薬物過剰摂取と見られる症状で倒れ、リハビリ入りしていた女優デミ・ムーア(49)の、仕事復帰第一弾とも言える化粧品の広告写真が公開された。しかし、この写真がフォトショップ加工のされすぎで「美しすぎるのではないか?」と物議を醸している。
年下夫アシュトン・カッチャーとの離婚のショックから1月に倒れてリハビリ入りし、心身共にその健康状態が心配されていたデミ。このほど、彼女を起用した化粧品ブランド『ヘレナ・ルビンスタイン』の本年度の新しい広告が公開され、無事に仕事復帰を果たした。
しかし、この写真が「美しすぎる」と物議を醸している。離婚前後から激やせし、倒れた時には顔に沢山見られていたデミのシワが、広告写真からはスッカリと消えている。鼻筋やアゴのラインもシャープになっているようだ。そして普段は日焼け気味の彼女の肌も、真っ白に補正されている。これは明らかに過剰なフォトショップ加工・エアブラシによる補正が施されたことの証拠に他ならない。最近ではこうした行き過ぎた写真の加工が、広告写真のみならずアルバムのジャケット写真、雑誌のグラビアなどでそこここに見られているが、デミの広告も間違いなくその一例であるようだ。
『ヘレナ・ルビンスタイン』は長年デミを広告塔に雇っていて、実はこれまでの同社のデミの広告写真にもヘビーなデジタル加工が施されて来たことが良く知られている。同社は今回の新しい広告にも、デミの離婚&リハビリ騒動というスキャンダルにも臆せず、彼女に忠誠を誓いモデルに引き続き起用した。これはデミにとっては実にありがたいことに違いないし、過剰とも言えるフォトショップ加工をしてくれたことも、本人は内心嬉しく思っているかもしれない。
関係者が芸能サイト『Radar Online』に伝えたところでは、「デミは現在、元気を取り戻し、仕事に戻る意欲も満々です。先月は健康を取り戻すことに集中し、みるみる体調が良くなりました。彼女は早く仕事に戻りたいと願っていて、いくつかのプロジェクトに同時に取り組みたいとの意欲もあり楽しみにしているようです。」とのことだ。早く「女優デミ」としても復帰を見せてほしいものだ。
デミの広告写真を見たい方はこちらでご確認を。
http://www.dailymail.co.uk/femail/article-2117110/Demi-Moore-face-photoshopped-Helena-Rubinstein-beauty-campaign.html
(TechinsightJapan編集部 ブローン菜美)