『ニューヨーク・タイムズ』紙がグウィネス・パルトロウ(39)の料理本について、「ゴーストライターを使った」と記事の中でほのめかした。グウィネス本人はこれについて、「あの本は全部自分で書いたのに。」と憤慨し否定している。
得意の料理のレシピや、オシャレな生活の知恵を紹介するウェブサイト『GOOP』を通じて、そのセレブ・ライフスタイルを発信しているグウィネス。昨年4月には料理本『My Father’s Daughter』を出版し、02年に亡くなった父から教わった150のレシピを写真と共に紹介。出版直後には、ニューヨーク・タイムズのベストセラーリスト・トップ10入りも果たすほどの人気を博していた。
しかし今月13日、『ニューヨーク・タイムズ』紙が「I Was a Cookbook Ghostwriter」と題した記事の中で、グウィネスの料理本を“裏で助けた”シェフ兼ライターのジュリア・ターシェン氏を紹介した。文中にはターシェン氏がグウィネスのゴーストライターだとはっきりと記載されてはいないものの、グウィネスの料理本の写真を載せ、キャプションに「ターシェン氏はこの本のゴーストライターだ。」と銘打っていた。
そこでグウィネスは公式フェイスブックやツイッターに、こう投稿。「ニューヨーク・タイムズのダイニング欄は大好きだけど、今週の記事については事実確認が必要ね。私の料理本にはゴーストライターは使ってないわ。一字一句、私が書いたものよ。」と反論した。
ターシェン氏がグウィネスの料理本出版にあたり、レシピのテストやブレインストーミングなどの手助けをしたのは事実で、グウィネスも本のあとがきに名指しで感謝の言葉を述べている。しかし、実際にゴーストライティングまでやっていたのかどうかは不明。同紙は「ターシェン氏は現在、グウィネスの2冊目の料理本についても、グウィネスと共に執筆に取り組んでいるところ。」と書いている。
近頃、ウェルネス商品を発売したり、セレブ流健康法を披露したりして「カリスマ主婦」ぶりを発揮しようとしては、そのメッキが剥がれるという状況が多いグウィネス。「ゴーストライターは使ってない」とは言うものの、実際、グウィネスがこのターシェン氏にどこまで頼って本を完成させたのかが、気になるところである。
(TechinsightJapan編集部 ブローン菜美)