グウィネス・パルトロウ(39)が展開するライフスタイルブログ『goop.com』のニュースレターの中で、「新年の二日酔いを効果的に治す方法」について伝授している。
欧米ではニューイヤーイブ・パーティで、日本ではお正月三が日を祝って、アルコールをついつい飲み過ぎてしまう人は多いだろう。そこでグウィネスは自身の発行するニュースレターの中で、「飲み過ぎた次の日に、どう対処すべきか、ベストな方法をお伝えします。」として、彼女がセレブ医師らに聞いた「二日酔いを治す方法」を特集した。
まずグウィネスがお勧めするのは、彼女自身が気に入って、製造会社に投資もしているという健康ドリンクの『Mercy』を飲むというもの。「アミノ酸やビタミン、ミネラルやハーブなど、二日酔いから体を守ってくれる成分が入っていて、そのままで飲んでも、アルコールとミックスして二日酔いをあらかじめ防ぐカクテルを作ってもいいわ。」とのことだ。
グウィネスお勧めのこのドリンク、価格は8.4オンス缶4つで11.5ドル(約890円)。ただし全米の一部のバーやラウンジ、またオンラインでしか販売されていないので、残念ながら日本では試すことができないようである。
一方、これなら日本でも試せそう、というのが「Hydrotherapy(水治療法)」だ。グウィネスは、NYにある『Osaka』という彼女お気に入りのジャパニーズ・スパでも実践されている方法だと謳っているが、スパでのやり方を自宅で試す方法について、こう説明している。
「とても熱いお風呂を入れて、Epsom Salt(硫酸マグネシウム)とベーキングソーダを入れるの。そこに20分浸かったら、冷たいシャワーを1分浴びて。そしたらまた熱いお風呂に戻り、体が温まるまで浸かって、また冷たいシャワーを1分浴びます。」
こうしたグウィネスの「二日酔い治療法」だが、『ニューヨーク・デイリーニューズ』紙では、医療専門家のコメントを引用して「あまり効果がない方法ばかり」と痛烈に批判している。
同紙によれば、健康ドリンクの『Mercy』は「水やゲータレードなどのスポーツドリンクを飲んでも、全く同じ効果があるので飲んでも無駄。」また「水治療法」については、「アルコールは利尿作用があるのに、なぜ汗をかいて水と塩分を体内から追い出すような活動を、わざわざする必要があるのか?」と疑問を投げかけている。
グウィネスは彼女ならではの「セレブ流・二日酔い対処法」を披露しただけのようだが、逆にバッシングを受けてしまったようだ。しかし、彼女の対処法の中に、一つだけ我々日本人が簡単に試せそうなものを見つけた。それは、「eat one or two Umeboshi Plums」つまり1~2粒の梅干しを食べろというものである。
「ウメボシは極東アジアで食べられている、自然に加工された梅の実よ。健康を促進して二日酔いを治すわ。」とグウィネスも書いている。新年会続きで二日酔いのアナタ、とりあえず今日から「ハリウッド・セレブもお勧め」と思って食べてみれば、いつもの梅干しもいくらか有り難く感じるかも!?
オリジナルの「グウィネスの二日酔い対処法」を読みたい方は、コチラでどうぞ。
http://www.goop.com/newsletter/159/en
(TechinsightJapan編集部 ブローン菜美)