エンタがビタミン

writer : maki

【エンタがビタミン♪】「泣いて這いつくばる自分」。土屋アンナが明かした霊体験はナゼか真実味がある。

モデルやロック歌手として活躍する土屋アンナが、テレビ番組で不思議な体験を語った。彼女は男前な性格だけにその出来事をテンポ良く淡々と話したのだが、それだけに霊体験の様子がアリアリと伝わる内容だった。

土屋アンナが、常々子どもに言って聞かせるひとつに「だますな! だまされるな!」という言葉があるそうだ。テレビ『ライオンのごきげんよう』に、2月21日から3日間出演した際に彼女が話していたものである。

その番組中に、土屋アンナが明かした霊体験は周囲を唸らせた。子どもに“だますな!”と言い聞かせる彼女が話すエピソードだけに、真実味に溢れていたのだ。

彼女の所属する事務所が移転する際に、“除霊”の儀式を行った時のことだ。本来心霊現象は一切信じない彼女は乗り気では無かった。除霊をする人物が「祖先の人と話しますから目をつぶって」と言っても、『絶対に話してない!』と心の中で思いながら渋々参加していたという。

するとその除霊者が、突然「この中にここに居なくていい人が居ます」と言い出すと、「土屋アンナさん」と彼女を名指ししたのである。

訳が分からないが、土屋アンナはそこから出られると思うと『よっしゃ、やった~!』と心の中で喜び立ち上がろうとした。ところが、立った瞬間に全身に鳥肌が立ち、涙が零れ落ちてとまらない状態となったのだ。

土屋アンナはその時「自分が泣いていることの意味が分からず、意識は他のところにあり、自分が見える感じだった」という。まるで外から眺めるように「自分が別人のような声で、這いつくばって『ごめんなさい』と泣きながら謝っていた」と、彼女はその様子を説明した。

除霊者が「もう亡くなっているんだよ」と話しかけると“自分”は「はい」と返事をしているが、それも土屋アンナ自身は答えたつもりは無いのである。やがて除霊者が彼女の背中をポンと叩くと、「フッと我に戻った」という。

除霊者は土屋アンナに「(霊が入りやすいから)早めに出てもらおうと思った」と名指ししたことを説明すると、「前に住んでいた女性の霊がとりついた」と明かしたのだ。

土屋アンナ自身は心霊現象を信じないのだが、その性質は『感受性が強くて霊が入りやすい』というからやっかいな話だ。除霊者によると、土屋アンナに入った霊は“土屋アンナ”に対して「ごめんなさい」と謝っていたそうで、これもややこしい。

そんな霊体験をした土屋アンナは相変わらず「お化け屋敷は信じない(怖いから入らない)」と話すが、「いろいろな霊体験をするようになった」と困っていた。彼女が霊体験を語ると威勢が良すぎてあまり怖くは無いが、真実味は十分にあった。
(TechinsightJapan編集部 真紀和泉)