女優でモデルの豊田エリーがテレビ番組で夫、柳楽優弥との出会いを語った。16歳で結婚や子づくりについて話し合ったという信じられない展開に周囲も驚いた。さらに彼女が明かした夫のプロポーズには、スタジオ中が感激の声に包まれたのである。
豊田エリーについては現在、ライオンの洗剤“香りつづくトップ 「ペンション香りが丘篇」”で夫役のブラザートムにギューッ!と抱きつくCMが放映中なので、思い当たる方も多いだろう。彼女は2009年に俳優の柳楽優弥と婚約して、翌年1月の21歳の誕生日に入籍、5月には妊娠を発表して話題となった。
今年、2月9日放送の『ライオンのごきげんよう』に出演した豊田エリーが「あまり話したことは無いんですけど」と夫との馴れ初めを語り出したのだが、その純愛小説のような展開に周囲は聞き入ってしまったのである。
豊田エリーと柳楽優弥が交際を始めたのは高校生の時で、彼女が16歳、彼が15歳だったという。「その時から『ずっと一緒にいようね』と話して、子どもは『絶対に女の子だよね』と名前も考えていた」と彼女が明かしたので、司会の小堺一機や共演者も「16歳で子どものことを考えるの?」と驚いたのだ。
ところが、豊田エリーが20歳の時にあることから柳楽と別れてしまったのである。彼女は「その時は彼と別れたのも辛かったが『あの女の子に会えなくなる』とさみしく感じた」と言うのだ。別れて半年ほどで彼から連絡があり再び交際することとなって、結婚へと進んだのである。
妊娠してお腹が大きくなってきた豊田エリーに、周囲は「お腹の出っ張り方からすると男の子だね」と言うが、彼女は『絶対に女の子だ!』と確信していた。そして、産まれたのは女の子だったのである。「16歳から思い続けた子にとうとう会えた」と彼女は感動したのだった。
高校生の頃からの縁で柳楽優弥と結ばれ、2人で語り合った子どもに巡り会った豊田エリーの話だけでも、聞くものは感動していたが、小堺が「一度別れてよりが戻った時に彼は何と電話してきたの?」と突っ込んで聞いたのだ。
豊田エリーが嬉しそうに『久しぶり、結婚しよう!』と連絡があったと答えると、観覧客から感激の声が「ウワーッ!」と沸き起こったのである。それは悲鳴に近い声であり、一時的にスタジオは感動の嵐に包まれたようだった。
ちなみに2人が一度別れたのは「お互いに束縛しあって2人の世界に入り込みすぎた」と感じたことによるというから、愛が強すぎたので一旦熱を冷ましたというところか。
現在も夫婦共に芸能界で仕事をしている豊田エリーと柳楽優弥だが「今日はおばあちゃんが子どもを見てくれている」と話しており、家族の協力で子育ても順調のようだ。映画やドラマになりそうな2人のエピソードである。
(TechinsightJapan編集部 真紀和泉)