お笑いコンビ、サンドウィッチマンが、2月9日に愛媛大学で「被災地への復興支援」について講演会を行った。イベント終了後に伊達みきおが、学生達と交流した感想などをブログで報告している。彼ら自身も3.11の震災に遭遇し、復興支援の活動やアピールを続けているが、被災地から離れた愛媛大学生の思いが分かり感激したという。
サンドウィッチマンは昨年、東日本大震災が起きた当時には営業で気仙沼港を訪れていた。高台に避難した彼らは、津波の被害も目撃しているのだ。震災後はブログで現地の様子を報告したり、どういった支援や報道が必要とされているかを訴えてきた。
2月9日に四国の愛媛県松山市で行われた『NHK大学セミナーin愛媛大学』で、彼らは“サンドウィッチマンと考える「被災地への復興支援」”をテーマに講演やネタを披露して学生と交流している。
伊達みきおのオフィシャルブログ『もういいぜ!』では、2月10日に講演会の様子が綴られている。「四国・愛媛県にお住まいの方にとって、東北は遠いし行ったことがない人がほとんどだと思う」と伊達は記しており、逆に東北から四国へ出向く機会も少ないというイメージも持っていたのだ。
しかし「愛媛大学の学生が、ボランティアスタッフとして何十人も被災地に入り、活動していたという話を聞いた」と遠く離れた四国から駆けつけてくれたことを知り感激したのである。
被災地まで単身、自費でボランティアに向かった学生もいれば、松島市内で募金箱を持ち協力を呼びかけた学生など、様々な復興支援活動を行っていることを再認識させられたのだ。
伊達は「日本が1つになってる証拠ですよ。みんな、ホントに沢山考えてくれています! すごく感激した1日でした」と感想を綴っている。
昨年の3月11日以降に震災の様子が報道された頃に比べて、現在は被災地復興支援の話題も減ってきたがサンドウィッチマンの活動を知り、様々な取り組みで意識を持ち続ける必要性を感じた。
(TechinsightJapan編集部 真紀和泉)