エンタがビタミン

writer : maki

【エンタがビタミン♪】「二次元なんかに負けない」。SKE48との“しり相撲対決”でAKB渡辺麻友が悔し泣き!?

AKB48とSKE48が、テレビ番組の企画で“しり相撲対決”を行った。AKB関連グループから多数のメンバーが参加してゲームを楽しむ内容だったが、そんな中で渡辺麻友の表情は真剣だったのだ。

渡辺麻友は“まゆゆ”の愛称で呼ばれるが、AKBの先輩の大島優子からは“しりり”と可愛がられている。これはある時、2人が柏木由紀の服のおしりが汚れていたことに気づき、大ウケして意気投合したことから「おしりシスターズ」を名乗ったことによる。まゆゆは大島を“おしりこちゃん”と呼ぶのだ。

2月19日放送の『MUSIC JAPAN』では「AKB VS SKE“しり相撲対決”」が行われた。AKB側から登場したのが渡辺麻友だったのだ。前述のように彼女にとって“おしり”には特別な思い入れがあり、“しり相撲”で負けるわけにはいかないところだ。

「今日は、“おしりシスターズ”の姉(大島優子)がいないので、私“しりり”が勝たせていただこうと思います!」とまゆゆは両手でおしりの形を作ると「おしり!」と気合を入れた。

対するSKE48のメンバーがまゆゆに対して「二次元なんかには負けません!」と挑戦的に言った時だ、渡辺麻友の表情が引き締まり真剣な目で相手を睨みつけたのである。

渡辺麻友はオタクであると公言しており、「二次元は裏切らない」と語ったほどアニメを愛している。その彼女が「二次元には負けない」と言われたのだから、感情的になっても無理はない。

そんな2人が対戦した“しり相撲”は、強烈なおしりのぶつけあいで一瞬にして勝負があった。まゆゆが敗れたのである。

しかし、事態は意外な展開を見せたのだ。「もう一回やらせてください!」とまゆゆが懇願すると、AKBメンバーもそろって「お願いします!」と頼み込み、土下座する者もいたのである。

この時、行司を務めたのがAKB高橋みなみだったが、メンバーからそんな姿を見せられては断るわけにもいかず再戦を認めたのである。傍らで見ていた進行のアナウンサーも「え、いいんですか?」と苦笑していたが、AKBグループのゲームだからそれもアリなのだ。

渡辺麻友と対するSKEメンバーは、お互いにブーツも靴下も脱いで素足となりさらに気合が入った。「ケツリンピック目指してるんだからな!」とAKB側からは、まゆゆへ声援が飛ぶ。

2度目のしり相撲対決も、初戦と同じく激しいぶつかり合いで両者が引き合い惜しくも渡辺麻友が土俵から足を出したのだ。

「ごめんなさい」と座り込みながら悔しがるまゆゆにAKBメンバーが駆け寄る微笑ましい光景があったが、一瞬アップになったまゆゆは泣いているように見えた。悔しさとメンバーの気持ちに対する感激が入り混じった涙なのだろう。

ところで、この“しり相撲対決”でSKE側から戦ったのは松本梨奈だったのだが、ついにその名前を呼びあげられるところは放送されなかった。対戦中も、渡辺麻友を中心に映されており、松本の表情はほとんど見られなかったのである。

さらに、対戦結果で優勝したのはSKE48だったが、最後のまゆゆの対戦から敗れるまでの映像がSKEが勝利して喜ぶシーンよりもかなり長かったのだ。AKB48が勝負に負けて映像で勝ったというところか。

AKBグループが競ったゲーム企画だけに、やはり本家AKB48の存在感を超えることは関連グループには許されないのかもしれない。そんな印象も残った“しり相撲対決”だった。
(TechinsightJapan編集部 真紀和泉)