AKB48メンバー柏木由紀の地元、鹿児島県鹿児島市の小学生に音楽番組『ミュージックステーション』が彼女の印象を尋ねた。子ども達からは「西郷さんより人気だ」と反応があり、柏木人気の高さが明らかとなったのだ。

新曲“GIVE ME FIVE！”が2月15日にリリースされて早くもミリオンを達成したAKB48が、17日の『ミュージックステーション』に出演した。

同番組の人気コーナー「BIRTH YEAR SONGS」では2002年2月のヒット曲を特集して、その年に生まれた現在の小学3年生に楽曲を視聴して感想をもらったのだ。

その収録で訪れたのが柏木由紀の故郷、鹿児島市だったのである。いくつかのグループの小3男女に「BIRTH YEAR SONGS」の前にAKB48の楽曲を視聴してもらい、柏木由紀にどのような印象を持つか尋ねた。

「大好き！　鹿児島で一番頑張って欲しい」、「お父さんとお母さんは長渕剛ファンだけど、私達はゆきりん」という答えからは、柏木が子どもにも人気が高いことが分かった。しかも、その後で同一グループでは無い別グループから、立て続けに西郷隆盛と柏木由紀を比較する発言があったのは驚きだった。

「西郷さんより人気で、昔は西郷さんだったけど今はゆきりん」、「西郷さんよりも凄い影響力がある」、「西郷さんよりも迫力がある」と子ども達は男女とも熱く語っていた。

スタジオでそのビデオを観た柏木由紀は、驚きながらも笑顔を見せていた。見終わった彼女は「西郷さんと並べられるなんて夢にも思わなかった」と照れながら感想を話していたのだ。

西郷隆盛といえば幕末、明治維新の英雄として全国的に知られる歴史上の人物だが、鹿児島では彼の“人間としての深み”が語り継がれており思い入れも熱い。小学生の口から次々に“西郷さん”と出ることからも地元での人気が分かる。

それだけに柏木由紀も西郷隆盛と比較されて驚いたのだが、鹿児島での彼女の人気が最上級の表現で証明されたのである。地元からの熱い応援は相当に嬉しかったはずだ。

“GIVE ME FIVE！”のバンド演奏では彼女がドラムを叩く姿がカッコイイと話題だ。バンドメンバーも楽器を練習する際に柏木が最も苦労と努力をしていたことを認めており、それが実ったのだろう。これからますます“ゆきりん”人気が高まりそうである。
（TechinsightJapan編集部　真紀和泉）