芸能情報サイト『TMZ.com』がこのほど放った、“ハイディ・クルム(38)&シール(48)のおしどり夫妻が離婚へ”という激震報道。ところが20日、仕事先のイギリスから帰国したシールの左手薬指には結婚指輪が。そして翌日、米芸能誌『People』に寄せられた共同名義での声明。残念ながら破局は真実であったようだ。
『Us Weekly』と『People』の両芸能誌は、『TMZ.com』の「“和解しがたい不和”を理由に間もなく揃って離婚を申請」なる報道に、当初はやや静観という姿勢を見せていた。結婚7年近い夫妻は資産も大変ながら、7歳、6歳、5歳、2歳というまだ幼い4人の子を育てる責任世代。た易く離婚出来るはずもないのか、イギリスでのアルバム・プロモーションの仕事を終え、20日にLAはブレントウッドの豪邸に戻ったシールの左手薬指にはまだ指輪が光っており、それを迎えたのは他でもない、妻のクルムであったと『Us』誌は報じ、マリッジカウンセリングの段階ではないかと踏んでいた。
だがメディ各社はその後、破局に至るほどの大喧嘩の原因について、2人に親しい人々から懸命に情報を集めている。昨年8月、スペイン領イビザ島で休暇を過ごしたあたりから夫婦関係がグラついていたという説があり、英紙『Sunday Mirror』の取材で、シールが無類のパーティ好きであることも浮き彫りになった。また彼は、来月からタレント・オーディション番組『The Voice』のヴォーカル・コーチを務めるため、長くオーストラリアに滞在することが予想され、この仕事の決断が夫妻間に決定的な溝を生んだと見る向きもある。
そして『People』誌は21日夜、離婚宣言とも呼ぶべき声明を彼らから受け取った。
“愛と忠誠心と幸福に満ちた7年間の結婚生活を、心から楽しんで来た私たちですが、それぞれが心の奥深くを見つめ直した結果、別れを決意しました。互いへの愛と尊敬は変わることがありませんが、年月とともに生きる方向が異なってしまったようです。子供たちの精神面を最優先に考え、円満なプロセスを踏みながら徐々に別々の生活に移行していくことになります。”
これ以上の相手を探すのはムリ、と言うほど相性がバッチリであった本人たちのためにも、マリッジカウンセリングが奏功することを祈ってやまなかったのだが、大変残念ながら修復は難しそうな気配である。
(TechinsightJapan編集部 Joy横手)