スーパーモデルのハイディ・クルム（38）と夫のミュージシャン、シール（48）、そして夫妻の4人の子供達がそろってニューヨークの街に現れ、キュートな姿を見せた。

23日は雨が降り、湿気の多い天気だったマンハッタン。ハイディは、自身が司会を務める人気リアリティ番組で、間もなくシーズン9が放送開始される『プロジェクト・ランウェイ/NYデザイナーズバトル』収録などの仕事で、自宅のあるビバリーヒルズを離れ、ニューヨークを訪れている。もちろん夫のシールと4人の子供達も一緒に滞在しているが、この日は家族全員連れ立って、ぱっとしない天気をものともせず街に繰り出した。

クルムが元恋人との間にもうけたレニーちゃん（7）、そしてクルムとシールの子供達、ヘンリー君（5）、ヨハン君（4）、ナニーさんが押す乳母車に乗ったルーちゃん（1）がそろって、おしゃれなトライベッカ地区をそぞろ歩く。父シールのたくましい右腕にヘンリー君が、左腕にレニーちゃんがぶら下がって遊ぶ、可愛らしい姿も見られた。

2日後の25日、今度はシールなしでママのハイディと共にマンハッタンの公園に繰り出した4人の子供達。天気も良くなり、モヒカン頭もたくましいヘンリー君は、ママが作るシャボン玉を真剣に追いかけて、飛んだり跳ねたりとご機嫌（写真円内）。この後は全員でパペット・ショーを見に出かけたという。

育ち盛りの子供達をニューヨークという「人種のるつぼ」に連れてくることは、彼らにとって良い刺激になると、ハイディは考えているようだ。「ビバリーヒルズに育つことは、バブルの中に住んでいるのと同じ。だからニューヨークに来ることはグレートだわ。違う生き方をする人たちを見ることができるから。」と芸能誌『Us Weekly』に語っている。ハイディは、子供達がニューヨークでホームレスを見かけ、「どうしてあの人達はストリートに住んでいるの？」と聞いてくると、「世の中、皆が同じような生活をしているわけじゃなくて、庭がない人もいるし、皆にメイドさんがいるわけじゃないの。」と正直に説明するという。

良きママ、ハイディだが、現在4人いる子供が、今後さらに増える予定はある？という質問には「もうこれで終わり。4人の世話を見るので手一杯よ。私達はブランジェリーナじゃないの。」という答え。仕事に子育てに、ヴィクトリアズ・シークレットのモデル「エンジェル」を卒業してからも、ハイディの毎日は実に充実しているようだ。
（TechinsightJapan編集部 ブローン菜美）