元『ヴィクトリアズ・シークレット』エンジェルスなどで活躍したスーパーモデルで、現在はリアリティ番組『プロジェクト・ランウェイ』のホストとして知られるハイディ・クルム（38）と夫のミュージシャン、シール（48）が、来週にも離婚を申請すると報じられている。

ハリウッドセレブ界でも指折りのおしどり夫婦が離婚？　にわかに信じがたいニュースが、芸能サイト『TMZ』によって伝えられた。それによると、夫妻を直接知る関係者からの情報として「ハイディが、来週にもロサンゼルス郡最高裁判所に離婚届を提出する」とのことだ。離婚理由は、たびたび使われる「irreconcilable differences（和解しがたい相違）」とされるそうである。

夫妻は05年5月10日にメキシコで結婚し、ヘンリー君（6）、ヨハン君（5）、ルーちゃん（2）という3人の子供をもうけている。また、ハイディが元恋人の億万長者、フラヴィオ・ブリアトーレ氏（61）と間にもうけたレニーちゃん（7）を、シールが養子にするという形をとっていて、4人の子供達を連れて仲良く外出する一家の姿がたびたびパパラッチされていた。

2人が最後にツーショットで現れたのは昨年末、一家揃って出かけたコロラド州アスペンのスキーリゾートでのことだった。その後、今月15日にロサンゼルスで開かれたゴールデングローブ賞授賞式には、ハイディが1人で出席し、傍らに夫シールの姿はなかった。

離婚がもし本当なら、ハイディは昨年20ミリオンドル（約15億円）を稼ぎだしており、資産の分割が今後の調停の争点のひとつになるだろうと伝えられている。一方、シールの資産については明らかになっていない。

夫妻は結婚後も毎年、豪華なセレモニーを開いて、再度結婚の誓いをし直すことで知られている。昨年も5月にフロリダ州のパームビーチでプライベートセレモニーを開いたばかり。また夫妻は毎年、奇想天外な仮装でゲストを迎える、盛大なハロウィンパーティでも有名で、昨年10月末にラスベガスのクラブ『TAO』で開かれたパーティでは、ハイディがつま先から頭まで筋肉を生々しく描いた全身タイツ姿で「筋肉標本」に変身し、度肝を抜いていた。

2人の代理人などからはコメントはまだ出されていない。ハイディの父、ガンサーさんはドイツの雑誌から電話インタビューを受けて、「何も知らない。明日電話し直してくれ」と語ったそうだ。2人に一体何があったのか？　真相を早く知りたいものである。
（TechinsightJapan編集部 ブローン菜美）