兄の名はマドックス（Maddox）とパックス（Pax）。弟の名はノックス（Knox）。「毎日一緒に遊んでいるのに、なぜ自分だけ“クス”ではないの？」シャイロ・ジョリー＝ピットちゃんがいよいよ真剣に悩んでいる様子だ。

“性同一性障害ではないか”といった議論を再燃させてしまいそうな予感があるが、米芸能誌『InTouch』が少々興味深い話を伝えている。ブラッド・ピット（48）とアンジェリーナ・ジョリー（36）の実子シャイロちゃん（5）が、どうしても「自分は男の子のグループに属している」と信じているというのだ。

最近この子は、両親に「Shiloh（シャイロ）という名前は嫌い。Shax（シャックス）と変えて欲しい」と訴えているそうだ。スタイリッシュでお人形遊びを好む姉のザハラちゃんより、マドックス君やパックス君というお兄ちゃんたちとチャンバラをして遊ぶ方が好きなシャイロちゃん、確かに顔や手足はいつも傷だらけだ。

洋服もお兄ちゃんたちのお下がりばかりで本当にボーイッシュな女の子だが、昨年9月にはロンドン名物の観覧車“ロンドン・アイ”に乗り、中のバーにぶら下がってドスン、バタンと大騒する様子が激写されてしまった。恐らく天性のお転婆娘なのであろう。

では、この“改名依頼”に母親のアンジーはどう対応したのであろう。この話を同誌に提供した情報筋は、「大丈夫。アンジーは全く動じていませんよ。なぜなら彼女もシャイロと同じ頃にはかなりのお転婆だったし、“ヴィンス（Vince）という名前で呼んで”と言っていたらしいですから」と説明している。

シャイロちゃんも、いずれはとびきり美しい女の子になり、母と同じ女優の道を歩むことになるのであろうか。「あの頃はホントどうなることかと心配した」と、私たちが苦笑する日がいつか来ることを楽しみにしたい。専門家らも異口同音に、「5歳ではまだそうと見極められない」と話しているのだから…。
（TechinsightJapan編集部　Joy横手）