イタすぎるセレブ達

writer : kohara

【イタすぎるセレブ達】本当の“男性”になるため。チャズ・ボノ、具体的な手術内容を激白。

男性器を得るべく手術を検討中というチャズ・ボノ(42)が、高額な手術を受けるため日々貯蓄に励んでいると告白した。具体的な手術後の体、そして元婚約者の心の葛藤や母の気持ちをも告白したチャズのインタビューが話題になっている。

チャズ・ボノが「男性器を手に入れるまで諦めない」とラジオ番組で語ったとお伝えしたのは去る11月のこと。それからほどなくして女性婚約者とは破局してしまったチャズであるが、彼は手術方法をいくつも検討した上で現在は「日々貯蓄に励んでいる」と『Rolling Stone』誌のインタビューで語っている。

男性器を形成する方法は複数あるというが、チャズは自身の女性器を用いて男性器を形成するプロセスを選ぶ方向で決意を固めつつあると激白した。男性ホルモンを打ち続けているためすでに女性器は肥大傾向にあるといい、その手術が成功したあかつきには普通の男性と変わらぬ性交渉が可能になるそうだ。

チャズは心は普通の男性。交際相手に選ぶのは女性なのだ。そう考えると男性の体を手に入れたいというチャズの気持ちは至って自然な願望とも言えるが、体に負担をかける男性器形成術に踏み切ることについて元婚約者は賛成ではなかったようだ。

「(元婚約者の)ジェンは僕が男性器形成術を受けなければいいのにと望んでいたんだろうね。だけど、彼女は僕がこの手術を必要としていることに理解を示してくれていたんだ。」

愛する人が体にメスを入れることは、誰にとっても不安である。結局は破局に至った2人だが、理解あるパートナーを失ったチャズの痛手はさぞ大きいことだろう。だがその意志は固く、2万5000ドル(約190万円)とも4万5000ドル(約350万円)とも言われる手術費用を必死に貯めている最中という。スーパースターの母シェール(65)であればいとも簡単に支払える額であろうが、

「母には過去に援助してもらったからね。母からお金を受け取るなんてしたくないのさ。」

とチャズは告白している。そんな彼を見守るしかないシェールはチャズの味方であることを公にしてきたが、チャズいわく「(僕の性転換を)100%良く思っているなんてことはない。」とのこと。シェールが複雑な心境であることは間違いないようだ。

すでに男性ホルモンの効果で顔や背中にまで毛が生えているというチャズは、外科手術により乳房も切除しているため男性そのものという外見である。理解の得られにくい問題を抱えたまま40年以上にわたる人生を生きてきたチャズが、「これぞ僕のあるべき姿だ!」と誇れる体を手に入れる日も近いことだろう。
(TechinsightJapan編集部 ケイ小原)