イタすぎるセレブ達

writer : kohara

【イタすぎるセレブ達】性転換して男性になったチャズ・ボノに、母シェールが立ち上がる! 「息子が何をしようと私は味方! 」

シェール(65)の一人娘であったチャズ・ボノ(42)が性転換し、昨年には名前も性別も正式に変更し男性になった話題は世界中で報道され大きな話題になった。その彼が全米で人気のダンスコンテスト番組『Dancing with the Stars』に男性ダンサーとして出演することが決定したが、一方ではブログや掲示板を通じて批判の声が噴出。これに「もう黙っちゃいられない!」と立ち上がったのが、母シェールである。

「ああ! 『Dancing with the Stars』に出演することについて、チャズがブログや掲示板でめちゃくちゃに攻撃されている。ここってアメリカよね?」

こうツイートし反対派に牙を剥いたのが我らがシェールである。

「みんな、いろんなサイトに行ってチャズを擁護してやってくれない? ところで…母親ってものはね、子供にひどい仕打ちをする偏狭なヤツらには牙を剥くものなの!」とフォロワーたちに呼びかけているシェールだが、その子供を守ろうとする姿に感銘を受けているファンは多い。本来女性として産まれたチャズを男性としてキャスティングしたTV局には「チャズを選ぶなんてやりすぎだ!」との批判の声が多く向けられているが、母シェールは「チャズを絶対に気に入るわよ!」とあくまでも強気である。

幼くして自分がストレートでないと悟り、18歳で「僕はレズビアン」と両親にカミングアウトした勇気あるチャズ。その告白を受け、最初は「罪悪感と恐怖、それに心の痛みを感じたの。」というシェールであるが、すぐに立ち直るや息子に対するサポートを表明し、「レズビアンやゲイの人たちがストレートの人たちと同じ権利が無いなんておかしいわ!」と思うようになったのだという。そんな母に対しチャズは「ママ、サポートしてくれてありがとう。僕を嫌う人たちがいるおかげで、できるだけ長く『Dancing with the Stars』で勝ち残れるように頑張ってやるぜって思えるんだ。」とポジティブな反応を見せている。

「自由の国アメリカ」というが、性のボーダーが消えつつある日本に比べ厳しい面もまだ多いようだ。正式に「男性」と認められたチャズが、批判の声にひるむことなく堂々とステージに立つことを願うばかりである。頑張れ、チャズ!
(TechinsightJapan編集部 ケイ小原)