エンタがビタミン

writer : miyabi

【エンタがビタミン♪】シブがき隊時代はまるで水と油だった、本木と薬丸。「芸能人運動会もヤックンは真剣だった。」

大人になって丸くなったのは薬丸裕英なのだろう。天然でマイペース、子どものようなところがある本木雅弘を受け入れ、彼との会話が楽しめるようになったように感じた。アイドルグループ“シブがき隊”解散から20年以上が経ち、3人のメンバーは皆40代半ばになった。

本木は薬丸と話すのが本当に嬉しそうだった。1月13日放送の『はなまるマーケット』(TBS系)で“はなまるカフェ”のコーナーに出演し、元シブがき隊の2人はアイドル時代の話や本木の子どもの話に花が咲いた。

本木は自分を「お母さんみたいな、お父さん」だと言って笑う。子どもの寝る時間や部屋の整理整頓までうるさく口を出し、留学している14歳長男にまでインターネット電話のテレビ電話機能を利用して、息子の部屋の様子をうかがっているのだという。それを聞いた薬丸は「本木さんのシブがき隊時代は、寝坊ばかりで忘れ物が多く部屋も本当に汚かった。」と呆れていた。すると本木は「え~、そんな目で見ないで!」と照れながら、親になって自分は変わったんだと力説する。

昔は芸能人運動会が開催され、テレビで放送されていたものだ。本木ともう1人のメンバーの布川敏和は気楽に参加していたが、薬丸は「絶対に負けたくない」と夜に走りこんだりして何事にも真剣に取り組んでいたそうだ。弱音は絶対に吐かず本音をメンバーにすら語ることは無かった薬丸と、嫌なことや落ち込んだりするとブツブツ口に出していた本木。そして中立的な立場だったが深入りはしてこなかった、布川。こんなにも違う性格の3人だったと、今だから明かせる事実であり笑って話せるようになったのは、メンバーが変わらず芸能界で活躍し、安定した家庭を持っているからではないだろうか。

民放ドラマは6年ぶりの出演となる1月15日スタートの日曜劇場『運命の人』(TBS)では、自分と全く違う“押し出しの強い男”を演じるという本木。「本当はドラマの宣伝が目的で、(はなまるマーケットに)来たんですから!」と笑いながら、コーナーの最後まで楽しそうに薬丸と話している彼の姿が印象的であった。
(TechinsightJapan編集部 みやび)