エンタがビタミン

writer : miyabi

【エンタがビタミン♪】「成長する希衣を意識して演じた」。『家政婦のミタ』の子役、ハンパじゃない“女優魂”。

最終回で40.0%の高視聴率を記録したドラマ『家政婦のミタ』(日本テレビ系)で、阿須田家の次女・希衣役を好演した、本田望結ちゃん(7)。望結ちゃんは今年大ブレイクした子役鈴木福(7)くんと同じ劇団に所属し、年齢も同じ2004年生まれで仲も良いそうだ。

12月28日放送の『爽快情報バラエティー スッキリ!!』(日本テレビ系)に出演した本田望結ちゃん。二つに束ねた髪型や服装も“希衣”スタイルで登場し、『家政婦のミタ』の大ファンだったという番組コメンテーター・宮崎哲弥氏をメロメロにした。

『家政婦のミタ』の最終回で、主役の三田灯と阿須田家の全員が最後の夜を食卓で語り合う場面があった。脚本家が決めた台詞ではなく各々が自分で考えた言葉で、三田に感謝の心とお別れの言葉を贈ることとなった。

このドラマの撮影が始まる前に監督から、「“甘えん坊で泣き虫の希衣ちゃんがドラマが進むうちに、成長していく”ことを意識してください。」と言われていたという、望結ちゃん。なんとこの監督からの意向を踏まえ、自分で考えた三田に贈る台詞が“希衣、強くなる! みんなを守れる、強い子になる。”だったそうだ。弱冠7歳の女の子が考えたという台詞の内容に、スタジオの大人の出演者たちからは驚きの声があがる。

番組内では望結ちゃんが、4歳から習い始めたというフィギュアスケートの今年の夏の映像が流された。これが趣味程度のレベルではなく、スケーティングも美しく相当な実力の持ち主である。彼女は住んでいる京都の名門フィギュアスケートクラブに所属し、芸能活動と両立しながら頑張っているそうだ。スケートはジャンプやスピンを練習して、できるようになるのが楽しいと話す。技術の上達していく様子がハッキリ実感できるので、励みになるのだろう。

お芝居の時に注意することは、「台詞にある“てにをは”の助詞を、間違えないようにすること。」と語る望結ちゃん。あまりにもしっかりし過ぎている内容に、スタジオ中が唖然としてしまう。親である記者は、望結ちゃんのご両親にも頭が下がる思いである。フィギュアスケートを習わせ、地方から上京し子役としてのレッスンや仕事。そして家事はもちろん、家庭には望結ちゃんのきょうだいもいる。お金も労力も相当にかかり、特に母親は大変である。望結ちゃんもお母さんも、健康を第一に来年も頑張って欲しいものだ。
(TechinsightJapan編集部 みやび)