ジャニーズのSMAPが、テレビ番組の中で今年を振り返って心境を語った。東日本大震災後にどう活動するべきか悩んだことにも触れている。また、来年のコンサートツアーに関する情報も飛び出してファンを喜ばせた。
12月25日に放送された『真相報道バンキシャ!』にゲスト出演したSMAPが、今年1年を振り返った。
リーダーの中居正広は色紙に書いた“学”という漢字を紹介して「いろいろなことを学んだ1年だった」と振り返り、震災をはじめとする様々な出来事から教訓として得たことが多かったと話した。彼は「学んだことを来年、再来年へ、そして子ども達へバトンタッチしなければならない」と結んだ。
震災が起きた直後には、タレントや芸人らが「何をしたらいいのか?」と悩む声が多く聞かれた。SMAPはそんな中でもいち早くラジオやテレビ番組に姿を見せて意思を示したのだ。香取慎吾はその時の心境を「SMAPに何ができるかを凄く考えた」と話すと、「たまたま、CDデビュー20周年だったので、そのことが凄く後押ししてくれて進むことができた」と明かしている。
SMAPにとっては9月に開催した中国・北京公演も大きな出来事だった。開催前には“不安要因”も含めて様々な情報が飛び交ったが、木村拓哉は「実際に観客の前に立って垣根がないことを感じた」と、海外公演の不安は吹っ飛んだと言う。「これからも交流を深めたい」と彼は今後の海外活動に意欲を見せた。
また、木村は来年の目標として「今年できなかったライブツアーをやろうかと思ってます」と、ファンには嬉しい情報も明かしてくれた。
1年の振り返りとは無関係だが、稲垣吾郎が「メンバーで一番嫌いなのは?」と問われて「中居正広です!」と即答するなど盛り上げると、中居正広も別番組でも共演している鈴江奈々アナに「ジャニーズの若手と共演するとスカートの丈が短くなる」と指摘してスタジオを沸かせた。
彼らの魅力はこのようなトークも含めたエンタテインメント性が豊かなところだろう。20周年を迎えてなお、幅広い年代にファン層を広げるSMAPは、来年もライブからテレビのバラエティまで盛り上げてくれそうだ。
(TechinsightJapan編集部 真紀和泉)