大ヒットドラマ『ゴシップガール』への出演で日本での人気も高い女優レイトン・ミースター(25)であるが、私生活では執拗に金をたかろうとする実母のせいでゴタゴタが続いていたようだ。
キャリア面では文句なしの快進撃を続けるレイトン・ミースターであるが、実生活ではまさに映画やドラマ以上に「ありえない」状況が続いている。その原因は、実母であるコンスタンスさん。かつては麻薬の密輸にも関わり獄中でレイトンを出産したコンスタンスさんであるが、大スターとして成功した娘からどうしても手に入れたいのは他でもない金らしい。『E!News』によると、コンスタンスさんはレイトンに対し300万ドルの支払いを求める構えだったというが、このたびどういうわけかそれを諦めたという。
300万ドルといえば日本円にして約2億3000万円。コンスタンスさんは「レイトンが女優の道を進むならばと自分自身のことは犠牲にしてきた。」などと述べており、レイトンには実母を養っていく法的義務があるなどと強気の構えだった。今回の訴えは取り消す意向というが、一方レイトンは簡単に引き下がるつもりはない。今後もいつたかってくるか分からぬ実母をおおいに警戒するレイトンは、実母に対する扶養義務がないことを裁判所に明らかにしてほしいと願っている。
「病気の家族の治療に…」とレイトンが送った大金を整形手術につぎ込んだことが報じられるコンスタンスさんであるが、レイトンを私立学校や演技スクールに行かせるために23万ドル(約1800万円)を支払ったなどと主張。またレイトンは毎月1万ドル(約78万円)を払う約束をしていたとも語っていたが、これについてレイトンはキッパリ否定している。
自分を犠牲にして育児をするのは、親としての義務ではなかろうか。学費の高い私立学校が身の丈に合わないのであれば、公立学校で十分ではなかったのか。今さら目の飛び出るような大金を提示して実子にたかるなど、親として、また人間として間違っている。ギリギリ生活ができる金額を提示したならまだしも、「1ドルでも多く搾り取ってやろう。」という魂胆がミエミエの大金を要求するとは何たることか。
子供を愛する親ならば、子供の幸せを願いその健康と成功だけを祈るものだろう。親に裏切られたレイトンの心境を思うと、胸がつまる。
(TechinsightJapan編集部 ケイ小原)