人気ドラマ『Gossip Girl』では、身勝手でイジワルなご令嬢 “ブレア” を演じている女優のレイトン・ミースター(25)。だが彼女は、私生活では55歳のダメ母でかなり苦しんでいる。その堪忍袋の緒がついに切れたようだ。
TMZ.comはこのほど、ついにレイトン・ミースターが母親のコンスタンスさんを訴えたと報じた。彼女が稼ぎ、送っていたお金を浪費していた母親に対する怒りが限界を超えたのだ。
レイトンには薬物依存の問題を抱えているレックスという俳優の弟がおり、この子の面倒をしっかりと見て欲しいという気持ちから、毎月7500ドル(約59万円)をコンスタンスさんの口座に振り込んでいたそうだ。
ところが、コンスタンスさんはそのお金を自分の美容や私的なことに浪費していた上に、生活は怠惰そのもの。「稼いだお金を全部明らかにしなければ、3ミリオンドル(約2億3500万円)の損害賠償を求める裁判を起こす」と、レイトンを脅していたというから呆れる。
このコンスタンスさんの気性の荒さについては、今年の2月にも若い女性に “殺してやる!” と怒鳴りつけて接近禁止命令を下された話をお伝えしているので、是非ともバックナンバーでご確認頂きたい。
レイトンは、実は「獄中ベビー」である。両親は当時麻薬の運び屋で、コンスタンスさんは受刑囚としてレイトンを産んだ。兄のダグラスはレイプ犯であり、レイトンは「弟(レックス)と私だけは真っ当な人生を歩む」と語っていたのに、そのレックスも薬物に依存。孤立無援のレイトンに同情する声は高まるばかりであった。
コンスタンスさんはその後の取材では、「口頭でレイトンは生涯にわたり私に10,000ドルをくれるという話だった」と起訴に不服そう。だがレイトンは、「そのような約束話は全くのデタラメ。今のダメ母を諭せるのは法の力しかない」としている。
我が子やきょうだいがタレントとして成功すると、その稼ぎと名声を利用して、家族がレストランやスナックを開店したり、立派なペンションを建てるケースは多い。「応援して来たんだ、その稼ぎにあやかる権利がある。」不思議なことに、そんな風に主張する者が始めた事業は大概が失敗に終わっているように思うが、いかがであろうか。
(TechinsightJapan編集部 Joy横手)