エンタがビタミン

writer : miyabi

【エンタがビタミン♪】「分らない人には分らなくて良い。」夏目三久アナの猛反撃に、有吉とマツコが白旗。

「髪切るの、失敗したんだろ!」、「田中(アンガールズ)そっくりだ」芸能界を代表する毒舌家ふたりからのキツイ攻撃に、笑顔で反撃するフリーアナウンサーの夏目三久。今回は言われっぱなしでなく果敢に自分の意見を述べる場面が多く、マツコ・デラックスが「大したタマだ。」と感心する理由が少し理解できた。

「気分転換に前髪を切ったんです、大成功です。」12月14日深夜放送の『マツコ&有吉の怒り新党』(テレビ朝日系)に出演した夏目アナ。本人はたいそう気に入っているようだが、太眉丸出しに切った彼女の前髪に共演の有吉弘行やマツコも呆れ顔であった。現代の20代女性では、なかなかお目にかからない髪型である。とにかくセットしなければ立ち上がりそうなくらい、短いパッツン前髪。「せっかく好感度も上がってきたのに、そんな奇抜な髪型にするなんて。」と常に変化を求める(?)夏目アナに対し、マツコは深いため息をついた。

番組中に夏目アナの趣味“フラメンコ”の話題から、「女って、“きれいになりたい”“自分の価値を上げたい”とかで習い事を決めるのよね。」とマツコが口にした。有吉は“男の趣味は女性にモテたいから始める”と語り、女性も同じだろうと言い切る。だがマツコも所詮は男性だからであろうか。深い意味は無く、“面白そうだからと女性は趣味を始める”ことを夏目アナが主張しても、理解してもらえない。すると夏目アナから、ふたりの人間観察力は「全然ダメ!」とお叱りの言葉が発せられた。さも、わかった様に女性の思考を述べることに呆れたようだ。

出身が大阪の夏目アナは、「大阪人は何にでも濃い味のソースをかける。」、「お好み焼きはどこで食べてもたいした差は無い。」の意見に笑顔で猛反発した。お好み焼きは生地によって全く味が違う、ソースもお店ごとのオリジナル。その違いが分らないのは「残念ですね。」と、彼女は必死に頑張る。関西風のうどんは薄口で繊細な味だが、料理には濃い味のソースをかける大阪人を「味覚の幅が広いんです。」とも主張し、絶対に譲らないのだ。

例えば、「大阪はどこでお好み焼きを食べても同じって言われるくらい、みんな美味しいってことですね。」というような、普通のアナウンサー的な優等生発言は絶対にしない。しまいには「分らない人には、分らなくても良いです。」と突き放す彼女に、「帰れ! 大阪へ。」と憮然としたマツコ。とうとう有吉もマツコも、夏目アナに白旗を上げたのだ。

マツコ曰く、「近年の女子アナの中でも“綺麗さ”ではトップクラス。」と夏目アナを評する。一見ニコニコして大きな目が可愛らしい女性だが、気の強さ、意志の固さも女子アナの中でトップクラスかもしれない。最近の夏目アナは、他局のテレビ番組への出演が相次いでいるが、来年はさらに活躍の場が広がりそうだ。
(TechinsightJapan編集部 みやび)