リアリティTVスターのキム・カーダシアン（31）の妹で、NBAロサンゼルス・レイカーズのラマー・オドム選手（32＝写真右）を夫に持つクロエ・カーダシアン（27）が、体外受精による不妊治療を始めることになった。

キムの「72日間でのスピード離婚」でカーダシアン家全体がバッシングを浴びる中、先日は三姉妹の長女コートニー（32）の第2子妊娠が発覚。キムの離婚に集中していた世間の視線を逸らすには、格好の話題となっていた。そして今度は三姉妹の末っ子、クロエについて体外受精に間もなく取り組むというニュースが伝えられた。

芸能誌『Us Weekly』によると、クロエは09年に約1か月の交際の末、スピード結婚した夫オドム選手との間に「赤ちゃんを作るためなら、何でもする。」としており、「体外受精で結果が出ると信じている」そうだ。2人は今年9月に体外受精のコンサルテーションを受け始め、費用は一回につき1万ドル（約77万円）から1万5000ドル（約116万円）を見積もっているという。

姉コートニーの妊娠についての喜びをブログに綴っていたクロエだが、その一方で「自分に手に入らないものが、なぜ姉にはいとも簡単に手に入るのだろう？」と内心では傷ついていた、と関係者は語っている。

過去2年間、様々な不妊治療に取り組んで来たが、成果が出なかったというクロエ。彼女は「どうしてあなたはまだ妊娠しないの？と聞かれるのが怖かった。医者に行って全てが正常か確かめた？と皆に聞かれるたびに神経質になっていた。」と心情を語っている。

オドム選手には前恋人との間にもうけた長女（13）と、長男（10）がおり、すでに彼らの継母にはなっているクロエだが、どうしても自分の生物学的子供が欲しいという彼女の願いは、近々叶うだろうか？

それにしても、スピード離婚の後に「今の私に子供は要らない」と発言したキムに比べ、どうして彼女の姉妹であるコートニー、クロエはこうも結婚や家庭に関する考え方が違うのか、実に不思議である。しかしクロエが見事妊娠したあかつきには、一家に対する「お祝い」モードが高まって、世間のカーダシアン家への「冷たい視線」が一層和らいでいくことは間違いないだろう。
（TechinsightJapan編集部 ブローン菜美）