SMAPの草なぎ剛が、レギュラーを務めるテレビ『笑っていいとも!』の出演者にジーンズについて語った。その知識があまりに詳しいので全員が聞き入ってしまい“先生!”と彼に質問するほどだったのだ。
草なぎ剛はSMAPの中で木村拓哉と共に『ベストジーニスト』で殿堂入りしている。彼のジーンズ好きは有名で、SMAPでは木村拓哉も含めたメンバーの誰もが彼こそ一番のジーンズマニアだと認めるところだ。
11月13日に放送された『笑っていいとも!増刊号』では金曜日の放送後、草なぎ剛がレギュラー陣にジーンズについて語る様子が紹介された。彼の話が想像以上に詳しく、また面白かったのでメンバーも10分近く聞き入ったほどだ。
草なぎの話はビンテージ物のジーンズについてだった。草なぎは、はいているジーンズを「1922年モデルでもう売ってない」と見せると『ベルトループがついたのは1922年で、それ以前はベルトでなくサスペンダーで吊っていた』、『Levi’s(リーバイス)の後ろポケットにある赤いタグは1936年から付いたので、これには付いていない』と詳しく、しかも分かりやすく説明したのである。
例えば彼が「このジーパンは後ろのベルトを通す部分のバックルがとられている」とオシリを向けて説明した内容は、歴史にも絡めていた。それによるとバックルは1936年あたりからなくなるが、それまでは付いていた。時代と共に馬から車へと交通手段が変わる中で、バックルは車のシートを傷つけることから不要になったと言うのだ。
やがて劇団ひとりが“先生!”と質問したことで話の内容が変わった。劇団ひとりはジーンズの洗い方について「裏返しにして洗った方が良いのか?」と尋ねたのだ。すると草なぎは「洗わないとアタリが出る」と膝裏の“白く輪になった部分”を見せて「蜂の巣という、これもアタリです」と説明したのである。そのアタリを付けたくない人はジーンズを裏返しにして洗うのだ。
草なぎの話はまだまだ続くのだが、最終的には彼が「みなさんのサイズを聞かなくても、ピッタリのジーパンを選ぶことができる」と豪語した為に、レギュラー陣に似合うジーンズを彼が選ぶことになった。
草なぎ剛はチョナン・カンとして韓国語が堪能なことも知られるが、他にもイカが好きで、かなり知識が深いことも分かっている。彼の興味が多方面に向けられながらもそれぞれが深いことに驚くばかりだ。
そんな彼が取り組むことになった企画『草なぎ剛コーディネート!金曜メンバージーパンで登場』は11月18日(金)に実現する予定と発表された。どんなジーンズを選ぶのか楽しみである。
(TechinsightJapan編集部 真紀和泉)