AKB48の北原里英が山手線に『死んだ魚の目』をして乗っているところをファンから目撃された。その情報をテレビ番組で明かされた彼女は、逆切れしてメンバーの大島優子に対する評価を口にしてしまう。
昨年までは、バラエティ番組に指原莉乃と北原里英が『ネガティブキャラ』なメンバーとしてひな壇に並んで出演していた時期もあった。ところが、今では指原が人気上昇して単独で“笑っていいとも!”のレギュラーになる勢いなのだ。
11月3日に放送されたテレビ『ダウンタウンDX』に出演した北原里英は「最近、PVでの出演シーンが減ってきている」と悩みを明かした。AKB48の人気に反比例して、彼女がPVで映る回数が減っているというのだ。番組で検証したところ、確かに2010年2月発売の15枚目シングル『桜の栞』のPVでは北原里英が歌うシーンも登場しており、合計59秒も彼女が映っていた。
北原も「この頃はAKBがそろそろキターという時で、私が珍しくメチャクチャ(多く)映ったPVです」と力説する。ところが「ノリにノッてきたこの頃から変わってきた」と彼女が言うように、2010年8月に発売し大ヒットとなった17枚目シングル『ヘビーローテーション』では単独シーンなしで合計19秒、21枚目シングル『Everyday、カチューシャ』では合計14秒となっている。
北原里英と同じ太田プロダクションの土田晃之は「同じ事務所にAKBの前田、大島という2トップがいて、指原も最近売れ出した」と、事務所としても北原の悩みは認識していることを説明した。
そんな状況で明かされたのが視聴者投稿による北原里英の目撃情報だったのだ。それによると先月、山手線に乗っている北原里英が「瞬きをまったくせずに、ぼうっと窓の外を見ていた。『死んだ魚の目』とはあのこと」という。さらに投稿者の男性は「北原さん推しだったけど、その時から大島優子さん推しになりました」と“推し変”したことを明かしたのである。
またしても大島優子に人気を取られた感じになった北原里英は「逆に王道を行かれましたね」と発言。それが大島優子に対しての皮肉とも取れたのでMCの浜田雅功が「大島批判や!」と突っ込んだのだ。
北原もまずいと思ったのだろう、慌てて「ベタなとこに行きましたね!」と言い直すと、今度はゲストの小籔千豊から「それは批判や!」と指摘されてしまったのである。
散々な状況だった北原里英だが『ネガティブキャラ』を貫いたことは評価できる。PVの映りは減っても彼女は前回の総選挙で16位から13位へと躍進しており、じゃんけん大会でも選抜入りしているのだ。
王道とは違った歩み方をしているかもしれないが、北原里英の人気はこれからも上がり続けるのではないだろうか。
(TechinsightJapan編集部 真紀和泉)