ロックシンガーのダイアモンド☆ユカイのブログを読むと、彼は妻や子供を本当に愛し母親を大事にしているのが伝わってくる。だが先日、妻から言われたある言葉に憤慨したというユカイに対し、ブログの読者からの批判が相次いだ。彼は自分の意見を理解してもらえず、気が滅入っているようだ。
昨年の2月に長女が産まれ、今年の11月に双子の男の子が誕生したダイアモンド☆ユカイ。子どものいる家庭のご夫婦なら想像ができるだろうが、彼の奥様は新生児のお世話で寝不足な上に通常の家事もこなすという、疲労困憊な毎日であろう。そんな中11月18日付のダイアモンド☆ユカイ オフィシャルブログ『ユカイなサムシング』では“妻の本性”と題し、言い争いをした様子が書かれている。男の子のお世話に慣れてなかった為、赤ちゃんが“オムツかぶれ”になってしまい痛くて泣いている様だ―と暗い顔の奥様に、「馬鹿だな。しっかり勉強しろよ。」と注意したユカイ。その言葉にイラッとしたのか奥様が「お前もな。」と言い返したのだ。
この奥様の「お前もな。」には意味があるようだ。ブログによるとユカイは、産後の体調も悪そうな奥様のために退院してから、仕事から帰ると育児の手助けをしようと頑張っていた。しかし帰宅後に手を洗わずに赤ちゃんに触ろうとしたり、アクセサリーをジャラジャラ付けた手でオムツ換えをしたりするのが原因で、言い争いになっていた。奥様にしたら「初めての子どもじゃないのに、何で基本的なことが分からないの?」と彼女は体を休めるどころか、余計に心身が疲れてしまったようなのだ。
この一連の出来事に怒るユカイに対し、「疲れている奥さんに“馬鹿”はヒドイ!」などと、奥様を擁護するコメントが山のように届いた。翌日のブログでは、ユカイの母親が彼の父親に対し毎日のように酷い言葉を投げつけていたことが原因で「親父を馬鹿にし、嫌い。」になってしまったと書いている。しかし大人になって結婚し家族のために働く苦労を知ると、亡くなった父親を軽蔑していた自分を恥じたそうだ。外で戦っている男は家庭に安らぎを求めている、ユカイの妻も自分を温かく迎えて欲しい―との思いを彼はブログに綴った。するとまたしても、「女だって家で戦っている!」と前日を上回る数の同じく奥様を擁護するコメントだらけになってしまった。
記者の想像だがユカイも仕事や外での人間関係で、悩みや上手くいかなかったことがあったのかもしれない。人間は自分の心に余裕が無いと、相手を思いやれないことが多々ある。まして体が疲れていると尚更である。きっと彼も奥様も心の底では「ちょっと言い過ぎた。」と後悔していると思うので、もう少し温かい言葉で励ましてはいかがだろうか。
(TechinsightJapan編集部 みやび)