豪出身モデルのミランダ・カー（28）が、250万ドル（約1億9000万円）の特製ブラを身につけ、9日にニューヨークで行われた毎年恒例の「ヴィクトリアズ・シークレット」ファッションショーでキャットウォークを歩いた。1月に夫の俳優オーランド・ブルーム（34）との間にフリン君を出産した彼女だが、「母乳による育児」で手に入れたボリュームバストと磨き上げたスリムボディで、観客のスタンディングオベーションを受けていた。

昨年の「ヴィクトリアズ・シークレット」ファッションショーは妊娠中のために、休んでいたミランダ。復帰を果たした今年は、宝石をちりばめた「Fantasy Treasure Bra」を身につけ、出産を全く感じさせないスリムボディを“氷のピーコック”テーマの衣装に包んで（=写真）ショーのトリを飾った。この「Fantasy Treasure Bra」はショーの目玉とも言うべきもので、ハイディ・クルム、ジゼル・ブンチェンといった歴代の「ヴィクトリアズ・シークレット・エンジェルス」達が身につけて来た。

総額250万ドル（約1億9000万円）をかけた今年のブラは、『London Jewelers』製の142カラットのダイヤモンドと無数のパールで彩られており、胸元にはイエローダイヤモンドとパールのサッシェが垂れ下がる実に美しいもの。最前列に陣取った夫オーランドは、観客達と共に愛する妻への惜しみないスタンディングオベーションを送っていたそうだ。

現在産後10か月のママであるミランダは、ミリオンドルをかけた「お宝ブラ」で魅せた美しいボリュームバストの秘訣について、『ニューヨーク・ポスト』紙にこう語っている。「授乳のおかげ。まだ（フリン君に）母乳を与えているの。搾乳していて、上手く行っているわ。」

産後すぐに元のシェイプに戻ったスリムボディについては、ピラティスとヨガによるエクササイズが効果を上げたとしている。特に、「足首にウエイトをつけてレッグリフトをするの。これは効くわよ。」とのことだ。また、授乳をすることで1日500カロリーを消費することにもなり、それも功を奏しているよう。

ショー翌日には息子のフリン君を抱っこして「マミー・デューティ」に戻る姿がとらえられ、モデルからママの顔に戻っていたミランダ。「フリンは何が大事なのか、私に教えてくれる。人生で最も大事なものよ。」と語っている。なお、カニエ・ウェスト、マルーン5やニッキー・ミナージュといった面々の生パフォーマンスをバックに、「エンジェルス」達が下着コレクションを見せる同ショーの模様は、今月29日に米CBSでTV放映される予定だ。
（TechinsightJapan編集部 ブローン菜美）