インフルエンザのため、先月31日のスウェーデン、マルメでのコンサートのキャンセルを強いられた歌姫リアーナ（23）だが、2日もたたないうちに再びストックホルムでのコンサートをドタキャンしてしまった。体調は大丈夫？

リアーナは31日、点滴を受けている腕の写真を投稿し「マルメでのコンサートを楽しみにしていた皆さん、ごめんなさい。」とツイートして、公演をキャンセルしていた。翌1日のストックホルムでのステージは、点滴の効果があったのか復活し何とかこなしたものの、2日に行われるはずだったストックホルム公演2夜目は、開演1時間前というギリギリにドタキャンする羽目になってしまった。

興行主の『Live Nation』のプロモーターはAP通信に「リアーナは疲労困憊で、気分が良くなかったのです。」とキャンセルの理由を説明した。どうやらインフルエンザから来る「過度の疲労」から、ドクターストップがかかったようだ。

リアーナは、6月から休みなくこの「Loud Tour」に出演しており、3大陸で60ものコンサートをこなしていた。2日のコンサートの「ドタキャン」直前には、グレーのウールコートで体を包むようにして、ストックホルムのホテルからボディーガードにエスコートされる姿が目撃されている。目はうつろで体調の悪さを物語っているものの、ヘアはキレイにセットされメイクも整えてあったため、ギリギリまでコンサートを決行する予定だったようだ。

英紙『ザ・サン』に関係者が語ったところでは、「リアーナは空っぽの状態で走り続けている。しかしそれでも彼女は（コンサートの後に）飲みに行ったり、パーティで夜明かししている。」とのことだ。「彼女は完全にリラックスできる時間がない。スタジオでレコーディングしているか、ステージで歌っているか、クラブにいるかのどれかだ。医者達は彼女が働き過ぎではないか、と心配している。」とも。

どちらにしろ、こうしたノンストップ状態を止めなければ、リアーナは「病気にかかりやすい体」になってしまうだろうと言う。しかし、彼女のツアーはこの後、12月のクリスマス直前まで続けられる予定。これ以上日程に穴をあけないためには、リアーナが仕事と遊び、両方のペースダウンをする必要があるかもしれない。
（TechinsightJapan編集部 ブローン菜美）