バラエティ番組「はねるのトびら」の人気コーナー“ほぼ100円ショップ”に月9ドラマ「私が恋愛できない理由」の出演者達が挑戦した。この日はスペシャル企画だった為にかなりの高額商品が並んだのだが、彼らがその価格を知る由も無かった。
出演者が自腹で代金を払う企画といえば「ぐるナイ」の“ゴチになります”が思い浮かぶ。高級料理を食べて予想金額がもっとも遠い者が全員の食事代を自分の財布から支払うのだ。総額だと10万円前後となる為出演者も真剣な表情を見せるのが見所だ。
10月19日に放送された「はねるのトびら」で価格の分からない商品を選んでレジにて自腹で購入する“ほぼ100円ショップ”を見た時に、購入者が負けた(高額商品を選んだ)時のショックは“ゴチになります”以上ではないかと感じた。
この日、ドラマ「私が恋愛できない理由」から田中圭(27)も挑戦していたのだが、彼は『世界地図』のようなものを手にすると「宝地図のようだが臭いも新しいし、ニセモノですよ!」と自信満々に選んでレジへ持っていったのだ。
なんとその価格は18万6000円だったのだ。『17世紀の世界地図で日本は北海道が発見されておらず、描かれていません』と説明されると彼は「そんなの気づくわけない!」と不満をぶちまけてガックリとしていた。
本来のルールならば選ぶ者は順番に交代するのだが、この日はスペシャル企画の特別ルールで低額商品を選ぶまでは交代しないのだ。続けて田中圭が選んだ『猫の置物』がこれまた「西ノ内和紙の招き猫」という高額商品で3万1500円だったのである。
彼はこの時点で同じ月9チームの香里奈たちから7万円を借金して支払った。だが特別ルールなのでまだ彼の番が続いたのだ。その時レギュラーのお笑い芸人チームが彼の目に光るモノを見つけ「あれ? 泣いてるの?」と指摘すると、彼は膝から崩れ落ちながら「助けて欲しい!」と悲痛な声で訴えたのである。
田中圭は次に選んだ『観葉植物、ラブハート』が100円だったので、ようやく順番を交替したが、すでに彼の表情には精彩が無かった。
実はこの“ほぼ100円ショップ”では過去に田中圭も驚くようなさらに高額の商品を購入するハメになった人々がいるのだ。例えば、まだNEWSにいた頃の山下智久は『ラジウムブレスレット』を23万円で購入している。小泉孝太郎の場合は『フランス・ブルボン社製キーホルダー』が12万円、『“青備前”のぐい呑み』が15万円、そして『純金のリング、エメラルド、ダイヤからできた指輪』は20万円と、高額商品を何度も購入しているのだ。
恐らくこれ以上の高額商品は今後出ないと思えるのが、西川きよしとヘレン夫妻が購入した『最上級の“白甲(しろこう)”べっ甲のめがね』の100万円だろう。他にも総額にすると数十万円を購入している芸能人が何人もいるのだ。田中圭もそうだったように、彼らの落ち込みようはとても演技とは思えず、ガチで自腹支払いと見て間違いないだろう。前述の「ぐるナイ」の“ゴチになります”もそうだが、これほど出演者が緊張する番組は無いだろう。
(TechinsightJapan編集部 真紀和泉)