アイドルグループAKB48の“鉄の掟”として知られるのが『恋愛禁止』だが、これまで彼女達が語ったところでは他にも“暗黙の掟”ともいえる決めごとがあるという。そのひとつ『メイクは自分でする』を実証するかのような内容を、指原莉乃がブログで紹介している。
AKB48の“鉄の掟”として有名な『恋愛禁止』だが「片思いはOK」というところがミソである。恋愛する気持ちは表現者として大切なものであり、秋元康氏も彼女達に「恋をするのは大いによろしいが交際は禁止」としているのだ。
こうした内容はAKBメンバーがテレビのバラエティ番組で度々語っており、他にも決まりごとがあると明かしている。例えば『お風呂には全員で入る』や『食べ物には名前を書く』という暗黙のルール的なものが存在するというのである。
もっとも、こちらは“鉄の掟”ほど厳しくは無く、状況に応じて使い分けられる。全員で入浴といっても大浴場だとチーム別ならば可能だろうが、実際は宿泊する部屋毎に数人で入るなどしてコミュニケーションを深めるのが目的らしい。
食べ物に名前を書くのは、共同で使用する冷蔵庫に保管していても知らないうちに食べられていることがあるので、名前を書いて防止する為のものだ。もっとも、書いていても食べられてしまうこともあるそうだが。
そんな中で『メイクは自分でする』というルールもあるのだが、メンバーの指原莉乃がオフィシャルブログ『指原クオリティー』で10月25日にテレビ出演前のメイクの様子を書いている。
AKB48が10月24日の生放送番組『カミスン!』に出演した時のことだ。指原が自分でメイクをなおしていたら、前田敦子がアドバイスをくれたのである。「メイクの下手な指原にメイクを教えてくれたんです!」と彼女は感激して「天使や…」と前田のことを呼んでいた。この時、小嶋陽菜も同様に手伝ってくれたが、なぜか途中で諦めたらしい。
指原莉乃のメイクがどう仕上がったかは不明だが、このエピソードから『メイクは自分でする』が実践されていることが分かるのだ。ただ、前田敦子がブログでメイクについてよく紹介しているが、そこではメイクさんにやってもらう様子も綴られている。なにしろ人数が多いので時と場合に応じて、手が足りない時は自分でメイクするといったルールのようである。
『恋愛禁止』の掟が、引退につながるほど厳しいだけに、他のルールについてはこのような柔軟な対応で良いのではないだろうか。
(TechinsightJapan編集部 真紀和泉)