AKB48のメンバーでも人気の高い、まゆゆこと渡辺麻友(17)がテレビ番組でAKBのオーディションに落ちた経験があることを明かした。この日の放送では土田晃之など、“まゆゆ推し”の共演者も多く「秋元さんにかけあいますよ!」と憤りの声が起きていた。
渡辺麻友は小学生時代に引きこもり状態に近い暮らしを送っており、アニメやイラストに没頭して家族や友人とのコミュニケーションをとれなかったという。だが、そんな彼女がのめり込んだネットによってAKB48を知ることになったのだ。
10月26日に放送された『1番ソングSHOW』にAKB48が出演した時のことだ。「どうやったらAKBに入れるの?」というMC、矢部浩之の質問に対して大島優子が「オーディションを随時募集してます」と答えた。
彼女達の話ではAKBのオーディションが行われるとその場で合否が発表されるらしい。それに対して矢部が「1回落ちたらもうダメなの?」と問うと、「何度も受けられますよ。この中にもそんな子がいるよね? まゆゆとか…」と名指しされたのが渡辺麻友だったのだ。
渡辺麻友が「はい、チームKの第二期生のオーディションに落ちました」と答えると、色めきたったのがMCの羽鳥慎一と共演者の土田晃之だった。土田は「俺が、秋元さんにかけあいに行きますよ!」と声を荒げて興奮していた。彼らにはAKBで最もアイドルらしいと言われる“まゆゆ”がオーディションに落ちていたことが信じられなかったようだ。
第二期生のオーディションに落ちたまゆゆは「悔しくて『次こそは受かってやる』と頑張ったら三期生で受かりました」と嬉しそうに話していた。引きこもりで周囲との会話も無かった小学生が、AKBとの出会いでここまで成長したのである。そうした個性の集まりがAKBの魅力を作り出しているのではないだろうか。
(TechinsightJapan編集部 真紀和泉)