国民的アイドルグループAKB48のメンバーにも各々で悩みがあるらしい。例えば指原莉乃と大家志津香がテレビ番組で明かしたのは「彼氏にはAKBでの姿を見て欲しくない」というものだった。そして、彼女達がそれを嫌がる理由に対しては共演者のとらえ方も様々のようだ。
AKB48の指原莉乃(18)がよく出演するバラエティ番組が「踊る!さんま御殿!!」だが、10月11日に放送された3時間スペシャルにはAKBの大家志津香(19)と2人で出演していた。
司会の明石家さんまから「AKBは彼氏に仕事するところを見てもらいたいだろう?」と尋ねられると、AKB48の2人からは「いえいえ! 彼氏には絶対見て欲しくない!」と予想外の答えが返ってきたのだ。「ステージの隅で彼氏が見ているのはだめなの?」とさんまが念を押すと彼女達はその理由を語り出した。
指原莉乃は「(今日は)どっちかというと“ブス担当”が来ている」と自分と大家志津香のことを表現した。「AKBにはもっと可愛いのがいっぱいいるから…その人達を好きになって欲しくない」と指原が続けると、大家志津香がいきなり立ち上がって「そう! そうなんですっ!!」と叫ぶように訴えた。
大家は「だって私とあっちゃんが並んでいたら、“あっちゃん”ってなるでしょう!?」と言うのだ。AKBの現場で彼氏が前田敦子を見るとそちらを好きになってしまいそうで怖いのである。
指原はさらに別の理由で「あの時、あの瞬間がブスだったなと思われたくない」と話す。彼女によると「誰しもこの角度から見たらブス」という角度があり、現場でそれを見られたくないと言うのだ。さんまが「そんなところも含めて、好きになったんやから」と2人の考えすぎだとフォローしていた。
そんな中でベテラン女優の杉田かおるは「AKBとかグループで可愛い子が集まるとそういうこともあるだろう」と2人の話に共感していた。しかし、自分の場合は女優やタレントとして活動しているので状況が違うとのことである。杉田は「私は大島さんとか芸人さんと並ぶことが多いので、そういう悩みは無い」と言って、共演していた森三中の大島美幸を憮然とさせていた。
AKB48には恋愛禁止の鉄の掟があるので指原や大家も彼氏はいないと思われる。今回2人が切々と訴えたのはあくまで彼氏ができた時をイメージした上でのことであり、やがて実際に恋愛をした時は、さんまの言う「そんなところも含めて、好きになった」という気持ちが分かることだろう。
(TechinsightJapan編集部 真紀和泉)