ホイットニー・ヒューストン(48)が、搭乗中の飛行機が離陸準備に入った時に、フライトアテンダントがシートベルトを締めるように促したのを拒否したため、飛行機から追い出されそうになっていたことが分かった。
12日午後、アトランタからデトロイト行きのデルタ航空機に搭乗していたホイットニー。飛行機が離陸準備に入り、シートベルトを締めるように促された彼女だがそれを拒否。薬物治療を再開したと報じられた彼女だが、今回は薬物をやっていたわけではなく全くの「シラフ」状態での出来事だったという。どうやらホイットニーは乗務員に対してちょっと「ディーヴァ」的な態度をとっていたようだ。
彼女のところには別のフライトアテンダントがやって来て、「もしシートベルトを締めないなら、飛行機から追い出されることになりますよ。」と警告したという。すると、彼女はフライトアテンダントの一人にシートベルトを「締めさせた」そうだ。飛行機はその後無事離陸の運びとなった。
関係者は芸能サイト『TMZ』に対し、「ホイットニーは同日もっと早い時間に出発するはずでしたが、その飛行機を逃してしまいました。それについてちょっと過剰反応を見せていただけです。彼女は100%シラフで、新作映画の撮影初日に参加するために、デトロイトに向かっていたところでした。」と語ったという。この映画は1976年の映画『Sparkle(原題)』のリメイクで、『アメリカン・アイドル』出身の歌手ジョーダン・スパークス(21)を主役に据え、ホイットニーはその母親役を演じることになっている。
また『People』誌は、「ホイットニーは酔っていたわけでも、飲んでいたわけでも、薬物をやっていた訳でもありません。ただ疲労困憊していただけです。」と語る関係者のコメントを紹介している。近頃では、その素行の悪さや乗務員とのトラブルなどが原因で、離陸直前の飛行機から追い出されるセレブが相次いでいる。一般乗客にまで迷惑がかかる「ディーヴァ的態度」は飛行機を降りた後、映画や歌の仕事現場だけにしていただきたいものだ。
(TechinsightJapan編集部 ブローン菜美)