イタすぎるセレブ達

writer : techinsight

【イタすぎるセレブ達】ペネロペ・クルス夫の俳優ハビエル・バルデム、『007』最新作の悪役に決まったことを認める。

女優ペネロペ・クルス(37)の夫で、映画『それでも恋するバルセロナ』や『食べて、祈って、恋をして』などでも知られるスペイン出身の俳優ハビエル・バルデム(42)が、シリーズ第23作目となる映画『007』に悪役として出演が決まったことを自ら認めた。

私生活では1月、妻のペネロペに第一子となる長男レオ君が産まれたばかり。俳優業でも主演したスペイン語映画『BIUTIFUL ビューティフル』でアカデミー主演男優賞にノミネートされるなど、公私ともに充実しているハビエル。

このほど彼は、米ABCニュースの報道番組『Nightline』に、以前から取り組んでいる「モロッコに占領された旧スペイン領、西サハラの難民問題」について取材を受けた。番組では国連総会の小委員会でスピーチを行うなどして、国際社会から忘れ去られているこの問題について意識を高めようと努力するハビエルの姿が紹介された。

しかし取材の後半では、本業の俳優業について水を向けられ、番組インタビュアーのジャーナリスト、クリスチャン・アマンプール氏に「『007』の悪役を演じることになっていると聞いていますが?」とふっかけられると、「そうなんだ。とても興奮しているよ。」とあっけなく肯定。

ダニエル・クレイグ(43)が6代目ボンドを演じる、ボンドシリーズの23作目『Bond 23(原題)』の悪役を誰が演じるかについては、過去数か月にわたっていろいろな噂が巷で囁かれていたのだが、そうした憶測を一気に吹き飛ばし、オファーを受けたことを自ら認めた。この悪役にはハビエルの他に、英俳優レイフ・ファインズ(48)などの名前が挙がっていた。

ハビエルはまた、「『007』は子供の頃両親に連れて行ってもらった映画なんだ。もちろんシリーズは全部観たよ。悪役を演じることは、とても楽しみだ。映画のスタッフ達が僕をこの役に選んでくれたんだけど、詳しいことはまだ言えない。」と嬉しそうに抱負を語った。

『Bond 23(原題)』は、監督に映画『レボリューショナリー・ロード/燃え尽きるまで』などで知られるサム・メンデスを迎え、製作準備がスタートしたと伝えられている。ただし、インドにて計画されていたロケが許可の関係でキャンセルになるなど、いまだ波乱含みであるようだ。しかしキャストや、テーマ曲を誰が歌うかなど、その全貌が少しずつ明らかになりつつある。「セクシーなラテン男」だけれど「冷徹な殺し屋」も演じられるハビエルと、ダニエルの演じる「無骨だけど熱いボンド」をがっぷり組ませて、是非とも我々を魅了してほしい。
(TechinsightJapan編集部 ブローン菜美)