イタすぎるセレブ達

writer : tinsight-yokote2

【イタすぎるセレブ達】すべてはわが子のため…離婚のジェニファー・ロペスとマーク・アンソニー、誕生日を一緒に祝う。

7月に電撃離婚を発表した、ジェニファー・ロペス&マーク・アンソニーが、9月17日にフロリダ州の豪邸で一緒に過ごしている様子がキャッチされた。すべては「わが子のため」だそうだ。

この16日で43歳になったアンソニー。一部1969年生まれという情報もあるが、実際は68年が正しい。フロリダ州マイアミに所有している豪邸には、ロペスと双子のマックス君&エメちゃん、そして友人やそれぞれが招待した家族が集まり、彼の誕生日を盛大に祝ってあげた。

幼い子供がいる状態での離婚はやはり大変なこと。この二人は夫婦としての愛が壊れたことを互いに認めており、しかし最も大切なファミリー・イベントと言える “誕生日” だけは、皆で一緒に過ごすよう心掛けたいという。これは、離婚でファミリーが決裂した他のセレブについてもよく見かける光景である。

彼らのそうした姿を見ていると、ふと、日本のファミリーにおける離婚とその後の絆について考えることがある。特に問題を抱えている人を除き、欧米人の子供に対する責任感は強く、未成年の子供の親権は「共有」が一般的である。一方、日本の離婚は「単独親権」しか認めておらず、これが気になるのだ。

以前の日本は、経済力の無さから離婚を踏みとどまる “専業主婦” が多かったが、今は違う。しっかりと収入のある妻が親権を主張し、離婚を切り出すケースが本当に多くなった。だが「単独親権」では、権利を失った側の子の養育支援の意識が加速的に薄れていくこと、再婚も比較的容易であることなど、「両者痛み分け」にならないケースが本当に多い。

離婚しやすい状況を作ることが目的ではないが、これだけ離婚率が高まっていることを思うと、そろそろ日本も「共同親権」の法を整備するべきではないかと感じるが、いかがであろうか。
(TechinsightJapan編集部 Joy横手)