大変ゴージャスなラテン系ハリウッド・セレブ夫妻と言われていたものの、7月中旬、結婚7年にして離婚を発表していたマーク・アンソニーとジェニファー・ロペス。度重なる浮気があったとも報じられているマークが、沈黙を破りついに口を開いた。
1日の『Good Morning America』および『Nightline』で放送されるべく、ABCニュースのジョン・キュノネス氏とのインタビューに応じていたマーク・アンソニー。その表情はやはり硬く、聞かれたくないことが多いのか、質問に反応するスピードもポンポンとは行かない。
「セレブのショッキングなニュースってことで、人々は何がきっかけだったのか理由を知りたいんだろうけれど、僕としては特にセンセーショナルな別れだとは思っていないんだ。この世の終わり、人生の終わりなんて気持ちでもないよ。夫婦として徐々に機能しなくなってきたことを互いに実感するようになり、その後じっくりと話し合ったわけだからね。」
米芸能誌『Us Weekly』が報じていたが、彼は『Hawthorne(原題)』で共演して仲良くなったウィル・スミスの妻でもある女優、ジェイダ・ピンケット=スミスと本当に肉体関係を持ったのであろうか。そして、フライトで知り合った客室乗務員に手を出したという噂もある。
「フライト・アテンダントにパイロット、ヒューストンのリハビリ施設で隣合わせになった男…僕はもう、その場に居合わせた相手と誰かれ構わず浮気していたって話になっているようだね。でもジェニファーを裏切るような行為なんて一度もしていないよ。」
「結婚したその日から、僕がどれほどジェニファーのことを大事にして来たか、周りの人は誰でも知っているよ。僕はこれからもずっと彼女のことを愛し続けるし、彼女の幸せを願っている。それが僕の喜びだからね。それに自分のキャリアと人生も大事だから、早く一歩前に踏み出したいと思っている。」
「僕たちには3歳のマックスとエメという子供たちがいるんだ。だからジェニファーとは縁を切りようがない。友人としての絆は固いし、子供たちの親としていろいろなことを相談して行くし、行ったり来たりさ。今後もずっと互いの人生と深く関わっていくことになると思うよ。」
“これから別の女性とデートすることもある?” という質問を、マークは実に上手くはぐらかした。
「その質問、負けているボクサーに12ラウンドあたりで “引退を考えていますか?” と尋ねるようなもんだよ。 “参った、もうだめだ” ってボクサーに言わせるんだろう? でも2週間後に質問すれば、答えは違うはずだよ。僕にも考える時間を2週間欲しいな。」
それでも、マークの表情には一貫して悲壮感が漂っていた。子の親としての互いの存在は素晴らしくとも、男と女として機能しなくなって行ったことは、夫婦ともにさぞかし苦しかったであろう。突然のケンカで片方が飛び出して行った、そういう破局の方が時としてずっと救いようがあるように感じられる。
(TechinsightJapan編集部 Joy横手)