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writer : maki

【エンタがビタミン♪】「教師からの告白を断って殴られた」。佐田真由美、中学生時代の衝撃体験を告白。

モデルの佐田真由美(34)が、中学生の頃に男性教師から愛を告白された事実を明かした。教師の問題行動を特集した内容のテレビ番組でのことだが、まさかのカミングアウトに周囲も驚愕した。

『モンスターペアレント』に対して『モンスターティーチャー』も存在することをご存知だろうか。これは9月21日放送の「ホンマでっか!?TV」で、コメンテーターの頭脳・博識軍団として出演した尾木ママこと尾木直樹氏(教育評論家)が紹介した内容である。

『モンスターティーチャー』とは常軌を逸した言動をとる教師をそう呼ぶのだが、いくつかパターンがあるのだ。その中のひとつで児童にセクハラ的な言動をとる教師の例が紹介されると、ゲストの佐田真由美が「私、先生から告白されたことがあります」といきなりカミングアウトしたのである。共演者らが仰天してしまったことはもちろん、観覧客も驚きの声を上げていた。

佐田真由美は中学生で「13歳~14歳くらいだった」と当時のことを話した。彼女は男性教師から「佐田! 俺はお前が好きだ! どうしたらいい?」と迫られたと言うのだ。佐田はハッキリと「嫌です!」と答えたのである。その場はそれで済んだのだが、男性教師は授業中に「佐田! 前に出ろ」と彼女を教室の前に呼び出したのだ。「理由もよくわからずに、みんなの前で思いっきりぶん殴られましたね」と佐田が話すと一同が「えーっ!」と再び驚いてしまった。

佐田真由美の話によるとその教師は45歳程度だったというから、2人の年齢は30歳以上離れていたことになる。「子どもが好きということは教師として大切なことなの」と尾木ママは語ったが、佐田の事例はそれを超えた問題行動だと説明した。また「歪んだ方向に進まないようにすることが大切」と彼は対策が必要と付け加えた。

すると、今度は司会を務める加藤綾子アナが自らの体験を明かしたのである。彼女が中学生の時に男性教師が「女子のブルマ姿を写真に撮って、パソコンの画面(壁紙)に使っていました」と言うのだ。その時はあまり気にもしなかったが、彼女が高校生の時にその教師が盗撮で捕まったニュースを知って驚いたそうである。それに続けて尾木ママが「教師がメールで生徒に告白したり、『襲っちゃうかも!』などと脅したりする例が増えている」と話すと、共演者も事態の深刻さに唸るばかりだった。

一方で尾木ママは「このような教師は全体の2%~3%に過ぎない」とデータを示すと、今回紹介した事例は極めて一部の教師によるもので、ほとんどの教師は優秀だと説明した。また、環境分野のコメンテーター武田邦彦氏は最近、教師が10年毎に受ける研修を行ったが「100人中98人は本当に優秀な先生だった。ほんの一部変わった人がいるだけ」と話しており、尾木ママのデータと一致するのである。

一般に報道されるのは教師が問題を起こした時がほとんどで、そこに目が行ってしまいがちだ。教育現場の環境が過酷になったと言われる今の時代でも、教師は子どもの為に一生懸命努力している。そして、同時に教師が常軌を逸した言動をとる可能性があることも忘れてはならないのである。
(TechinsightJapan編集部 真紀和泉)