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writer : maki

【エンタがビタミン♪】「ピンポンダッシュもされた」。澤穂希選手が明かす海外遠征で体験した“アウェーの洗礼”。

「なでしこジャパン」の澤穂希選手が、バラエティ番組でロンドン五輪予選で海外遠征したときのエピソードを語った。そこで語られたアウェーでの環境は想像以上に過酷なもので、共演者らも驚いていた。

W杯で優勝した女子サッカー日本代表「なでしこジャパン」メンバーは、休む間もなく9月にはロンドン五輪アジア予選を戦った。主将の澤穂希選手が、9月29日に放送されたバラエティ番組「ダウンタウンDX」に出演した際にその五輪予選での様子を語った。

五輪アジア予選は11日間に5試合をこなすというスケジュールも過酷なものだったが、澤選手はアウェーで試合すること自体の苦労を話したのである。海外チームとはいえ一般的には練習用の競技場が用意されているのだが、今回は「練習はゴルフ場で、しかもスパイク禁止」という環境だったのだ。「きちんとした競技場があったはずでは?」とMCの松本人志が疑問を口にしたが、澤選手もそれには答えなかった。

その話に対して、サッカーに詳しく澤選手とも親しいお笑いコンビ、ペナルティのヒデが『アウェーの洗礼』について語り出した。彼が知るところでは海外試合ではそういう例が多いらしく『ホテルの電気を止められてエアコンが使えない』ことや『外で相手サポーターがわざとどんちゃん騒ぎして眠れなくする』ことが実際にあると言う。

ヒデの話を受けて澤選手も「チームメイトが夜中にピンポンダッシュされて、毎日同じ時間にそれが続いた」という体験を明かしたのである。『ゴルフ場での練習』以外は海外遠征全般での情報であり、今回の五輪予選に限らず『アウェーの洗礼』が存在するのは事実なのだ。

そうしたアウェーの環境にありながら首位で五輪出場を決めた「なでしこジャパン」の凄さを再認識させるエピソードでもあった。海外チームが日本へ訪れた際には洗礼ではなく『歓迎』する余裕を持ちたいものだ。
(TechinsightJapan編集部 真紀和泉)