バラエティ番組のMCとしても、精力的に仕事をこなしているSMAPの中居正広(39)。新たに10月からテレビ朝日でも、冠番組のレギュラーが決定している。ジャニーズでも年収ではトップだといわれている彼のシビアな金銭感覚が、テレビ番組で明かされた。
中居正広は結婚に積極的ではない理由を「過度の潔癖症」「独りの時間を好きに楽しみたい。」などと、本人自ら明かしている。だが9月14日放送の『ザ!世界仰天ニュース』(日本テレビ系)内で“自分の収入は他人には知られたくない。”と発言。「妻でも絶対にイヤ!」と言い放ち、この金銭感覚も結婚するのに大きな壁になっていそうだと感じた。
この日の番組では「大逆転スペシャル!パート4」というテーマで、アメリカで高収入だった商品先物取引のある個人トレーダーが、投資に失敗し職を失う。だが今までの裕福だった生活レベルを下げられず、家族にも「自分が無職になった。」と告げられなかった男。雪ダルマ式に増え続ける借金返済のため、ついには銀行強盗を重ねてしまう―という実話VTRが流された。
この男の妻は夫から多額の生活費を渡されての生活に不満を持たず、夫の実際の収入額も知らず興味も無かったようだ。渡される生活費は不満の無い金額だったので、この生活が続くなら実際に夫がどれくらい稼いでいるのかなど、知ろうとは思わなかったのかもしれない。
このVTRを観たMCの笑福亭鶴瓶が、「旦那の収入額を知らなかった奥さんにも責任がある。」とキッパリ。「夫の収入額を把握していれば、無職になったことは分かったはず。」と言い、鶴瓶の意見は「妻が家庭の家計管理をした方が良い。」とのことだった。
すると即座に「イヤだ! 自分のお金は絶対にバラしたくない、預けたくない。」と中居は強い口調で主張した。同意を求めたゲストの向井理には「結婚したなら良いと思います。」と、鶴瓶の意見に同調されてしまい不満顔の中居。だが独身時代が長く、その間に必死に仕事をしてお金を貯めてきた他のゲストの中には、中居の気持ちが理解できるという意見もあった。40歳の大久保佳代子(オアシズ)は、「こんな私に近づいてくる男には、“金目当てか?”とまず疑う。」と話す。彼女は相当貯めているらしい。
お金に対する考え方は人それぞれ、育ってきた家庭環境も影響する。ファイナンシャルプランナーの方々がよく口にするのは、「家計管理は夫婦ふたりでした方が良い。」やり繰りするのは夫でも妻でも構わないが、収入と支出の額や内容、貯蓄額は夫婦両方が把握しておいた方が、家族の将来に向けて計画が立てやすいそうだ。その意見からすると、「自分の貯金額が知られたくない。」という中居は、やっぱり結婚には不向きなのだろうか。
(TechinsightJapan編集部 みやび)