タレントとしても活躍するデヴィ夫人が、テレビ番組の企画でペルセウス座流星群を見るためにハワイへ渡った。同行した出川哲朗は夫人が流れ星に願った事を聞いて驚いてしまう。
『デビ夫人の死ぬまでにやりたい10のコト』という歌か映画のタイトルのような企画を考えたのは、テレビ番組「世界の果てまでイッテQ!」である。9月18日に放送されたその第1回目では「満天の星空に降り注ぐ流れ星を見てみたい!」という夫人の要望でハワイ島に向かった。
ハワイ島のマウナ・ケア山は標高4200mあり雲よりも頂上が高い為に晴天率が高い。また空気の乾燥や灯りのない環境が適していることから各国の天文台が造られているほどだ。ただし、高山病になる可能性があるので車で頂上まで行く間に、体を慣らす休憩をとるなど細心の注意が必要となる。
今回、ペルセウス座流星群が見られる時期に合わせて臨んだデヴィ夫人とパートナーの出川哲朗は、流れ星が見えやすい午前2時半に山頂に着いた。ところが運悪く雲が出ていたのだ。しばらく待つと雲が開ける可能性もあることから寝袋に入り夜空を見ながら2人は待機した。
すると午前3時40分頃だ。「あ! 見えた!」と出川が叫んだ。デヴィ夫人も「見えた!」と念願の流れ星を確認して満面の笑みを浮かべていた。流れ星が流れるうちに願い事を3度唱えると叶うという。出川は「イッテQ!のみんなが怪我をしませんように…」と番組の安全を祈った。
彼が隣のデヴィ夫人に「夫人は何かお願いしたんですか?」と尋ねると、彼女は「孫が30歳になるのを見ることができますように」と願ったと明かしたのだ。デヴィ夫人は現在71歳である。「ちなみにお孫さんは今おいくつですか?」と出川が聞くと「5歳よ」と夫人は答えた。デヴィ夫人が96歳の時にお孫さんが30歳となる計算だ。出川はそれを聞いて初めは驚いたが、少し考えて「デヴィ夫人ならば大丈夫ですよ。あんなことする71歳は見たことないですから」と納得していたのだ。
実はこの日、流れ星を見るのは深夜なので昼間はハワイで有名なアクティビティに挑戦したのである。ウォータースライダー、波乗りマシーン、パラセーリング、セグウェイ、ターザンロープ、バナナボートといった数々の壮絶なアトラクションをデヴィ夫人は出川よりも楽しんでいた。『あんなことする71歳は見たことない』と出川哲朗も夫人の超人ぶりを見ては、100歳まで生きても不思議は無いと認めざるを得ない状態だったのだ。
(TechinsightJapan編集部 真紀和泉)