AKB48の秋元才加はテレビ「笑っていいとも!」に昨年の10月からレギュラー出演している。彼女は同番組で司会を務めるタモリと親しくなるために彼の出身地、福岡の方言で話しかけてみた事があるという。
国民的な人気番組「笑っていいとも!」に秋元才加がレギュラーメンバーとして初めて出演したのは2010年10月4日のことだった。当時は月曜日のレギュラーだった。この年はAKB48が5月に「ポニーテールとシュシュ」、8月に「ヘビーローテーション」と立て続けに大ヒット曲を出して人気急上昇していた。そんなAKBメンバーがいいとものレギュラーに抜擢されて世間でも話題となったが、それだけに秋元才加もプレッシャーだったはずだ。あれから間もなく1年となる今年の9月11日に放送された福岡ローカルのテレビ「ナイトシャッフル」(FBS)に秋元才加と梅田彩佳が出演した。2人はAKB発のユニットDiVAのメンバーで、この夏にイベントで福岡を訪れた際にロケを行ったようだ。
番組の中で、秋元才加が「笑っていいとも!」でのエピソードを明かしたのである。司会のタモリともっと親しくなりたいと思った彼女は、福岡出身の梅田彩佳から教わった方言で話しかけてみた。「『ちんころこまい~』って言いますよね?」と秋元が言うと、タモリは「は?」と怪訝な顔をしたのだ。「『ちんころこまいね~』って言いません?」と彼女がさらに繰り返すと「そんなの使わないよっ!」とタモリから否定されてしまったのである。
「逆に距離感ができてしまって」と秋元才加は当時を思い出して苦笑いしていた。実は梅田彩佳は福岡県の北九州市出身であり『ちんころこまい』は筑豊から北九州市辺りで使われる方言なのだ。意味は「とても小さい」というニュアンスとなる。タモリは福岡市南区の出身であり、方言は博多弁で北九州弁とはかなり違う為に『ちんころこまい』を知らなくても不思議ではないのだ。
そんな失敗もあった秋元才加だが、今では「笑っていいとも!」で切り返しの早いトークで共演する芸人に劣らぬ活躍を見せている。もちろん、タモリからの信頼も厚いようだ。
(TechinsightJapan編集部 真紀和泉)