イタすぎるセレブ達

writer : techinsight

【イタすぎるセレブ達】アーノルド・シュワルツェネッガーが自叙伝を執筆へ。離婚や隠し子騒動についても全てさらけ出す!?

元家政婦、ミルドレッド・パトリシア・バエナさんとの間に隠し子が発覚し、4人の子をもうけた妻マリア・シュライヴァー(55)から三下り半、離婚騒動に伴う「家族崩壊」で全米に大きな恥をさらしたアーノルド・シュワルツェネッガー前カリフォルニア州知事(64)だが、このほど自叙伝を執筆していることが明らかになった。

世間をにぎわせた「隠し子スキャンダル」で、ハリウッド俳優としての復帰を断念したかと思いきや、ところがどっこい。シルヴェスター・スタローンのアクションスター共演作『エクスペンダブルズ2』に、カメオでなく重要な役柄で出演が決まっているシュワ。この他にも、落ちぶれたロス市警警官役を演じることになっている『Last Stand(原題=2013年公開予定)』への出演も決まっており、スキャンダルでガタガタになった信用を、本業の俳優業で取り戻せるかが注目されている。

そんな中でこのほど、シュワが1年ほど前から自叙伝の執筆に着手していたことが明らかになった。ということは、隠し子スキャンダルが発覚した今年5月よりもずっと前から筆を執り、自分の人生について書き綴っていたことになる。

自叙伝では、オーストリアで過ごした子供時代、ボディビルダーとして過ごした青年時代、またハリウッドに来てアクションスターとして活躍し、その後政治家として知事業に就くまでのキャリアについて振り返るそうだ。また、もちろん妻マリアさんとの離婚についても触れる予定だという。

『People』誌に情報筋が語ったところでは、「暴露本のような類いのものにはならない。」とのこと。ということは、妻マリアさんの相手をしながら、家政婦のミルドレッドさんと上手に関係を保ち、合間に共演者と情事を重ねていたと言われる、ソープオペラ並みのシュワの「性豪ぶり」がタップリと読める本、というワケではなさそうだ。

自叙伝の仮タイトルは『Total Recall: My Unbelievably True Life Story』となっており、10月にも撮影に入ると言われている『エクスペンダブルズ2』の仕事の合間にも、執筆を進めるらしい。

シュワのスポークスマンは、「彼はメモを書いたりして、もう1年以上も執筆に取り組んでいます。知事在籍中は自叙伝の執筆に取り組みたくはなかったのです。」と話していたという。

出版社『Simon & Schuster』の担当者は、自叙伝執筆依頼の理由について「彼ほど波乱に富んだ人生ストーリーを持っている人はいません。本当に、アーノルドは我々の時代を生きている、最も魅了される人物の一人なのです。」と語っている。本は、「人目に晒され続けたシュワの傑出した、また論議の多い、かつエンターテイニングな人生の壮大なポートレート」になるとのことだ。

しかし現在、シュワについて世間の人々が知りたいのは、悲しいかなシュワの「成功物語」ではなく、彼の目線で隠し子騒動の舞台裏を語った「暴露本」的な内容だけであろう。この際「壮大な」自叙伝的内容はどうでもいい。是非ジューシーな「当事者目線」の暴露内容のひとつやふたつ書いてもらわなければ、売り上げも伸びないような気がするが、いかがだろうか?
(TechinsightJapan編集部 ブローン菜美)