エンタがビタミン

writer : miyabi

【エンタがビタミン♪】「本当に“残念”だったのは弟のジュニア。」千原兄弟の幼少時代。

兄弟のお笑いコンビ・千原兄弟。子供の頃から兄のせいじは“デリカシーは無いが社交的”で、弟のジュニアは“神経質で人見知り”と正反対の性格であった。ジュニアは今でこそ「残念な兄」としてせいじの面白エピソードを紹介するが、幼い頃のジュニアはせいじが居なければ生きて行けないほど、兄を頼りにしていたという。

9月21日深夜放送の『20マウス』(TBS)によると、「おにーちゃん、おにーちゃん。」と子供の頃はいつも兄のせいじの後をついて歩き、置いてきぼりになるまいと必死だったジュニア。せいじは「(ジュニアが)自分のTシャツの裾を掴んで離さなかったので、ほとんどのTシャツの裾の端が伸びてしまっていた。」と苦笑する。小学生のせいじはジュニアを幼稚園に送り届けてから、学校に通っていた。しかしせいじがジュニアと別れて幼稚園から出た途端、「おにーちゃん、おかあさーん、ギャーッ!」という泣き声が聞こえ困った思い出があるそうだ。「そのジュニアが、今では“カリスマ芸人”って、フンッ! 笑える。」というせいじ。だがこのような思い出の数々が、兄弟の絆を固くしたのは確かであろう。

不登校だった十代のジュニアは、祖母とゲートボールばかりしていたという(祖母もジュニアを、心配していたのだろう)。「むちゃくちゃ上手いですよ。」という、せいじ。ロケでゲートボールの強豪チームと戦った時、ジュニアは相手チームからスカウトされたそうだ。「あいつの唯一の特技ですわ。」

懐かしそうに兄弟の思い出話をしてくれたせいじだが、異様に派手な柄の洋服のせいでそちらに気が取られ話に集中できない。蛍光色の黄色とピンクのまだら模様の下地に、黒のシマウマ柄入りで胸に雷のイラスト入りのTシャツ姿。せいじしか着こなせることができないというか、彼しか買わないであろうデザインである。だがこの個性的な兄が幼い頃から、ジュニアの身の回りの世話をしていたのだ。本当はせいじから見ればジュニアが、「残念な弟」だったのではないか―が番組出演者の意見であった。
(TechinsightJapan編集部 みやび)